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「Just Stop Oil」のメンバーが、ロンドン警視庁の看板に大量のスプレーをかける

「Just Stop Oil」のメンバーが、ロンドン警視庁の看板に大量のスプレーをかける
Twitter/Just Stop Oil

イギリスで、環境保護を訴える活動グループのメンバーが、ロンドン警視庁の看板ににスプレーを吹きかけた。

 

ゴッホの絵にスープをかけたグループ

 

その活動グループとは、「Just Stop Oil」。このグループのメンバーは先日、ロンドンにある美術館「ナショナル・ギャラリー」でヴァン・ゴッホの「ひまわり」にトマトスープをかけて逮捕されている。

 

 

その後、メンバーの別の女性が、今度はロンドン警視庁(ニュー・スコットランド・ヤード)の看板にオレンジ色のスプレーをかけたという。

 

しかしすぐに現場に駆け付けた警察官によって、そのメンバーは拘束されたそうだ。その様子がこちら。

 

道路に座り込んで交通を妨害

 

「Just Stop Oil」のメンバーは、気候変動などの問題を解決するために、イギリスにおける「すべての石油・ガスの新規開発プロジェクトの中止」を求めており、これまでにも様々な抗議を行ってきた。

 

実際にロンドン警視庁の外でも、メンバーらが道路に座り込んで交通を妨害したり、または道路に自らを接着して動かせないようにしたりしていたという。このためさまざまなトラブルも起きているそうだ。

 

 

しかしメンバーの1人であるギャビー・ディットンさん(28歳)は、メディアに対して次のように語っている。

 

「私たちは、これ(抗議)をする前に、請願書や行進、強い言葉で書かれた電子メールを送るなどして試しましたが、うまくいきませんでした。そして今、私たちは目先の利益のために、地球上のすべての生命が永遠に破壊されかねない状況に置かれているのです。だから、私はこれを絶対に支持します。これ(抗議活動)は平和的で、非暴力的で、見ていてストレスがたまるけど、他にどんな選択肢があるのでしょうか?」

 

ロンドン警視庁によれば、これまでに合計24人の抗議者が逮捕されたという。(了)

 

出典元:Sky News:Just Stop Oil protesters spray paint New Scotland Yard(10/14)

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