【サッカーW杯】日本が「2-1」でドイツを撃破、24日の祝日待望論が浮上
中東のカタールで行われているサッカー・ワールドカップで、日本代表がドイツチームを撃破した。
後半に2点、逆転勝利
グループEの日本は11月23日の1次リーグの初戦、ドイツと対戦。堂安律選手と浅野拓磨選手のゴールにより、2対1で逆転勝利を収めた。
前半33分に日本のゴールキーパー、権田修一選手がファウルをとられ、ペナルティー・キック。ドイツのイルカイ・ギュンドアン選手に、ゴールを決められ先制されてしまう。
しかし後半、日本は堂安選手や浅野選手、三笘薫選手といった攻撃的な選手を次々と投入。後半30分には、こぼれ球を堂安選手が押し込んで同点に追いついた。
さらに38分には、ロングパスを受けた浅野選手がそのままドリブルで持ち込み、右足でシュートを決めて「2-1」と勝ち越し、勝利を収めた。
🇯🇵🤩 pic.twitter.com/MwDzMpD9bC
— FIFAワールドカップ 🏆 (@FIFAWorldCup_JP) November 23, 2022
「最も大きな衝撃」
ネットでは、22日にサウジアラビアが、強豪国のアルゼンチンを下したことに加えて、日本もドイツに勝利したことに驚きの声が上がっている。
BBC Sportのツイッターにも、次のようなコメントが寄せられている。
「なんて結果だ。よくやった日本!」
「アジアの国々が、W杯を支配している」
「信じられない」
「日本、あなたたちがよくやったことを、信じられないほど誇りに思っています」
「今回のW杯には、多くの衝撃がある。ドイツが負け、アルゼンチンが負け、イランが負け、次はどのチーム?」
「昨日(サウジ戦)以来、ワールドカップの歴史の中で、最も大きな衝撃」
Japan have beaten Germany at the 2022 World Cup! 🇯🇵
Ritsu Doan and Takuma Asano clinching a famous comeback win in Qatar.
📻📲 Reaction on @5liveSport, @BBCSounds and on the BBC Sport app#BBCFootball #BBCWorldCup pic.twitter.com/uKI6M2JaC4
— BBC Sport (@BBCSport) November 23, 2022
祝日待望論が浮上
一方、国内のツイッターでは、サウジアラビアがアルゼンチンに勝利した翌日の23日を祝日にしたことを受け、日本も24日を祝日にしてほしいという、待望論が浮上している。
ツイッターには「明日は祝日になりますか?」や「こりゃ、明日は祝日だろ」、「ドイツを破った日本の勝利も同じかそれ以上の価値があります。国民のほとんどは今夜興奮して眠れず明日は仕事になりません。悪いことは言いません。明日を祝日にするのです」といったコメントが寄せられた。
コカ・コーラ公式も、次のようにツイートしている。
あの…両代表チームの素晴らしい勤労に今日残りあと6分で感謝しきれないので、明日も祝日ということで皆さんよいですよね? #JPY #GER ⚽️
#信じる気持ちが魔法のはじまり— コカ・コーラ (@CocaColaJapan) November 23, 2022
ドイツチームは口を覆って記念撮影
一方、ドイツチームも試合前に、ある行動をとって注目を集めた。彼らは試合前の記念撮影で、全員が口を押さえる仕草をしたという。
このジェスチャーは、カタールでの試合中にレインボーカラーの「OneLove」のアームバンドを着用した選手に対して、FIFAが警告を発したことを受けたもの。
ドイツやイングランド、ウェールズ、ベルギー、デンマーク、オランダ、スイスなど、ヨーロッパ7カ国のキャプテンは、多様性と包括性を促進するために、このアームバンドを着用することを予定していた。
しかしFIFAの警告で、着用した選手にイエローカードが出される懸念が出てきたことから、断念せざるを得なかった。
試合後、ドイツのコーチ、Hansi Flick氏は「これはサインであり、メッセージとして発信したかった。FIFAが我々を黙らせているというメッセージを伝えたかった」と述べている。(了)
出典元:BBC Sport:World Cup 2022: OneLove armband – Germany players cover mouths amid row with Fifa(11/23)