ボンテージ姿のティディベア×幼女で炎上! バレンシアガが謝罪へ
世界的な人気を誇るラグジュアリーブランドのバレンシアガが、かわいい幼女を使ったキャンペーンで炎上している。
ボンテージを着たティディベアを持つ幼女
炎上した画像がこちらだ。
Balenciaga is promoting sexualisation and abuse of Children by making kids hold BDSM Bondage teddy bears.
I don’t believe in cancel culture but when you use children to try and spread a sick message your brand deserves to be cancelled. #Balenciaga #BalenciagaGate pic.twitter.com/OBiagimksO
— Oli London (@OliLondonTV) November 23, 2022
この画像は、バレンシアガのギフトコレクションのキャンペーン用に撮影されたもの。性的な姿をしたティディベアと幼女の組み合わせに、「気持ち悪い」「これは犯罪だ」「児童虐待」などの声が上がった。炎上の後で、公式サイトやアカウントからは全て削除されている。
こちらについては、バレンシアガは11月29日付の投稿で「ギフトコレクションとティディベアバッグは、子どもと一緒に写るべきものではありませんでした。これについてはバレンシアガが全面的に責任を負っています」と説明している。
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もう一つの意味深な炎上
バレンシアガはもうひとつ、オフィスシーンを演出するために使用されていた書類が、本物の法律関係の書類だったことでも炎上している。しかもその内容というのが、児童ポルノに関してアメリカの最高裁判所が下した判決についてのものだったのだ。
11月25日、バレンシアガはこれについて、「セットを作成し、許可していないアイテムを使用した」広告の製作会社の「North Six, Inc.」とセットデザイナーのNicholas Des Jardins氏らを相手に、2500万ドルの賠償を求める訴訟を起こした。
訴訟内容では、ボンテージ姿のティディベアについては触れられていないが、同時期に起きた一連の投稿に、「メッセージを巧妙に隠したに違いない」との声も上がっている。
バレンシアガは、「過ちから学びたい」と再発防止に取り組むことを宣言している。
参考:CBS News「Balenciaga apologizes for ads with kids holding teddy bears in bondage gear」(11/28)
参考:New York Post「Balenciaga files $25M suit over controversial ad amid ‘BDSM teddy bear’ backlash」(11/25)