タトゥーで眼球に色をつけた母親、失明の危機に
イギリス・ベルファスト市に住む32才の母親が、インスタグラムで自分の体験を語り、眼球のタトゥーを望む人に注意を促している。
眼球のタトゥー
眼球タトゥーは、注射器で眼球にインクを流し込むという特殊なタトゥーだ。一般のタトゥーのように表面に柄がつくのではなく、白目全体に色が付く。つまり色付きの目になる。
ベルファスト市のAnaya Petersonさんは、この眼球タトゥーを両目に施術し、片方は青に、もう片方を紫にした。
彼女は身体改造(ボディモディフィケーション)に凝っていて、タトゥーやボディピアスはもちろん、舌は手術でスプリットタン(蛇のように2つに割れた舌)にしている。
それに加えて目まで改造しようとした理由は、身体改造の世界で有名なオーストラリアの女性・アンバー·ルークさんが、眼球タトゥーで目を青くしたのを知ったからだった。
視力低下と緑内障の危険
Petersonさんは、7才の娘の反対を押し切って、2年前の7月に右目を施術した。その後ドライアイや頭痛に悩まされたが、治癒する過程だと信じ、5ヶ月後に左目も施術した。
それから特に問題なく数ヶ月が過ぎたが、昨年8月のある朝起きてみると、両方の瞼が「まるでボクシングの試合でマイク·タイソンに殴られたように」腫れ上がっていた。
彼女の目は炎症を起こしていたが、普通なら効くはずの抗生物質が、全く効かなかったそうだ。眼球の組織を取って検査し、最終的には手術で何とかなったというが、視力はひどく低下してしまった。
それだけでなく、緑内障のリスクが非常に高まっていると眼科医から告げられている。彼女は海外メディアにこう話す。
「私は目が見えなくなる危機に瀕している、と言っていいでしょう。もう普通の視力はありません。遠くからだと人の顔が分かりません。目にタトゥーを入れなければ、こんなことにはならなかったでしょう。アイ·タトゥーを取り除くことはできません。目のトラブルはこれからも続くのです。だから、諦めて、年齢とともに盲目に近づくのを受け入れるしかありません」(了)
出典元:Odditycentral:Woman Is Going Blind After Tattooing Eyes Blue and Purple(12/8)
出典元:MailOnline:Mother who tattooed her eyeballs blue and purple to copy an influencer admits she’s losing her sight – after her daughter, 7, warned her she would(12/6)