イーロン・マスク氏、一部有名人のTwitter認証バッジの料金を、自ら肩代わりして削除せず
ツイッターのオーナーであるイーロン·マスク氏は、サブスク料金を払わないユーザーから、青い「認証バッジ」を削除すると予告していたが、それが4月20日に実施された。
これによって、トランプ米前大統領やジャスティン·ビーバー、レディ·ガガらを含む数千の著名人が認証バッジを失ったと報じられた。
だがその後、一部の著名人だけは、料金未払いでも認証バッジが削除されていないことが分かった。
バッジが消えなかったスティーブン·キング
認証バッジが消えなかった一人に、小説家のスティーブン·キング氏がいる。キング氏は、一斉削除が実施された翌日の21日に、こんなツイートをした。
私のツイッターアカウントでは、私がTwitter Blueのサブスクリプション登録をしたことになっている。だが私はしていない。
私のツイッターアカウントでは、私が電話番号を登録したことになっている。だが私はしていない。ーーStephen King@StephenKing
海外メディアによれば、キング氏の他にも、カナダの俳優ウイリアム·シャトナー氏(『スタートレック』シリーズの初代主人公として有名)、米プロバスケットボール選手のレブロン·ジェームズ氏の認証バッジが、サブスク登録なしで生き残っているとのこと。
マスク氏が個人的に支払っていた
このことがツイッターで話題になると、マスク氏は「何人か(のサブスク料金)は、私が個人的に払っている」と認めた。また、その何人かがキング氏、シャトナー氏、ジェームズ氏であることもツイートしている。
マスク氏は、この3人を選んだ理由について何も言っていない。
面白いのは、3人とも以前から「認証バッジのためにお金を払うようなことはしない」と公言していた点だ。その3人にバッジを無料提供したのは、マスク氏独特のジョークなのかもしれない。(了)
出典元:Mashable:Elon Musk is ‘personally’ paying for certain blue ticks to troll celebs(4/21)
出典元:The Verge:LeBron James didn’t pay for his Twitter checkmark, but Elon Musk gave it to him anyway(4/21)