ロサンゼルスの民家から、100万枚の1セント硬貨を発見
アメリカ・カリフォルニア州の民家の地下から、大量の1セント硬貨が見つかり、注目を集めている。
家を改装する予定で掃除
その硬貨が見つかったのは、ロサンゼルスのPico-Union地区にある、エリザベス・レイエスさんの亡き父親の旧宅だという。
当時、エリザベスさんと夫のジョンさん、彼女の従兄弟と配偶者は、家を改装する予定で片付けていたそうだ。
その際、地下の狭いスペースから、袋に入った大量の1セント硬貨を発見した。
Discovering 1 million copper pennies while renovating a home may at first sound like a great thing, but a family is finding that it’s more complicated than that. https://t.co/1jyWJMmI7Z pic.twitter.com/Q7twfgex6v
— KRON4 News (@kron4news) June 10, 2023
銀行の袋に入った大量の硬貨
エリザベスさんの父親であるフリッツさんと、彼の弟は共にドイツ系移民で、フリッツさんが亡くなり、弟が引っ越すまで、何十年もこの家に住んでいたという。
このためエリザベスさんらは、忙しいスケジュールの合間を縫って、この家を掃除し、改装の準備をしてきたが、数年かかったそうだ。
しかし先日、転がった1セント硬貨を見つけ、やがて箱に入った硬貨も見つかり、最終的には銀行の袋に入った大量の硬貨を見つけることになった。
そしてそれぞれの袋の重さを測り、少なくとも100万枚の硬貨があると推定したという。
最近の硬貨ではなく、昔の銅製だった
その硬貨は、1982年に切り替えられた亜鉛製(銅メッキ)ではなく、銅製だったそうだ。
また家族は、この大量の硬貨を引き取ってくれる銀行を何カ月も掛けて探したが、最終的には転売アプリ・サイトの「OfferUp」に硬貨を2万5000ドル(約350万円)で出品したという。
ただし今のところ、部分的に硬貨を買い取りたいとの要望は出されたが、全てを購入したいとのオファーはないようだ。
それでも夫のジョンさんは安く売るつもりはないらしく、「この硬貨の価値を低くすることは、義父の理想に反することになる」と述べている。(了)
出典元:USA TODAY:Family discovers roughly 1 million copper pennies while cleaning out Los Angeles home(6/9)