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新型コロナワクチン、2回目接種の有効性についてイスラエルの医療機関が調査結果を公表

新型コロナワクチン、2回目接種の有効性についてイスラエルの医療機関が調査結果を公表
Sheba Medical CenterのHPのスクリーンショット

新型コロナワクチンの接種率が世界最速ペースで進むイスラエルでは、約900万人の人口の25%以上にワクチン接種が進んでいる。そんなイスラエルの医療機関は1月18日、新型コロナワクチンを2回接種したスタッフを対象とした調査結果を公表した。

 

102名中100名に抗体を確認

 

イスラエルのテルアビブにある医療機関Sheba Medical Centerの研究チームは、PfizerとBioNTechの新型コロナワクチンを接種した102名の病院スタッフを対象に調査を実施。

 

2回目のワクチン接種から1週間後に、被験者の抗体レベルが6~20倍に増加しただけでなく、(回復した)新型コロナ患者から回収された抗体レベルよりも高かったことが示された。

 

抗体とは、侵入してきたウイルスや細菌などの病原体から体を守るために体内で作られるタンパク質の一種のこと。特定の病原体にあった抗体を作ることで、体内の病原体を排除することができる。

 

今回の調査では、2名から抗体が確認されていない。1名は免疫障害が原因だと考えられるが、もう1名にはなぜ抗体ができなかったのかは不明だ。

 

PfizerとBioNTechの新型コロナワクチンは2回接種する必要があるが、以前は1回の接種だけでは十分な効果が得られない可能性が指摘されてきた。実際1回目の接種後に、数千人が検査で陽性と診断されたという。

 

重症化や死を防ぐが、他者を感染させる可能性も

 

ワクチンが新型コロナウイルスに感染したことによる重症化や死を防ぐ可能性があることが明らかになった。Sheba Medical Centerでは、2回目のワクチンを接種した後には、無症状の感染者になることも防ぐことができ、感染拡大を防ぐことができると考えている。

 

しかし、予防接種を受けた後にも、ウイルスが鼻や喉の細胞で増殖する可能性があり、他者に感染させないという確固たるエビデンスは得られていない状態だ。

 

加藤官房長官は1月20日、ワクチン接種のスケジュールについて「できるかぎり2月下旬までには医療従事者から接種を開始できるよう、自治体と協力しながら準備を進めている」と話しているが、ワクチンを接種したからといってすぐに以前の生活に戻れるというわけではなさそうだ。

 

参考:Sheba Medical Center「Sheba study indicates the Pfizer-BioNTech COVID-19 vaccine is highly effective」(1/20)

参考:BGR「Study says Pfizer vaccine immunity is so strong, it might prevent COVID-19 transmission」(1/19)

参考:The Jerusalem Post「Antibodies increase by 6 to 20 times after second Pfizer dose – Sheba」(1/19)

参考:NHK「ワクチン接種 「対象者ごとのスケジュール示したい」 官房長官」(1/20)

参考:BBC:Covid: Israel vaccine fears ‘out of context and inaccurate’(1/20)

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