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米メジャーリーグ、試合中にボクシングマッチが始まる

米メジャーリーグ、試合中にボクシングマッチが始まる
Twitter/Justin Shackil@JustinShackil

プロ野球の試合で選手同士が喧嘩することは珍しくない。だが、大抵の場合、相手を押したり突き飛ばしたりする程度で終わるものだ。

 

ところが、先日の米メジャーリーグの試合では、それがさらにエスカレート。2選手がボクシングの構えで対峙し、パンチを繰り出すという本格的な殴り合いに発展した。

 

2塁ベース上で喧嘩勃発

 

それはシカゴ·ホワイトソックス対クリーブランド·ガーディアンズの試合中に起こった。

 

ヒットを打ったガーディアンズのホセ·ラミレス選手は、1塁から2塁に向かい、ヘッドスライディング。セーフとなったのだが、その後ホワイトソックスのティム·アンダーソン選手が、いつまでたってもラミレス選手をまたいだ格好のまま動かなかった。

 

その後立ち上がったラミレス選手は、アンダーソン選手に指を突きつけ、そこから喧嘩になる。両者は仲裁に入ったアンパイアを横に突き飛ばし、ボクシングマッチへと突入する。

 

喧嘩の理由ははっきりせず

 

最初にパンチを放ったのはアンダーソン選手だが、ラミレス選手はそれを交わし、彼の顎あたりにフックを決めてダウンさせた。「命中するのは感覚的に分かっていた」と、ラミレス選手は後に語っている。

 

喧嘩の原因について正確なことは分かっていない。ガーディアンズのマネージャーによれば、アンダーソン選手は試合中、ガーディアンズの新人であるガブリエル·アリアス選手にくどくどと何かを説教していたとのこと。それが何か関係しているのかもしれない。ラミレス選手はメディアに次のように話している。

 

「アンダーソンは、結構長い間、この試合を侮辱し続けていたよ。ベース上でああいう(アリアス選手にしたような)ことをすれば、選手は試合に集中できなくなる。だから奴(アンダーソン)に、止めるように言ったんだ。(2塁ベース上では)奴は必要以上に力を込めてこちらにタッチした。そして、喧嘩したいと言ったから、こっちは身を守らなきゃならなかった」(了)

 

出典元:UPROXX:Jose Ramirez Landed A Big Right Hand On Tim Anderson During A Guardians-White Sox Brawl(8/5)
出典元:New York Post:Jose Ramirez decks Tim Anderson leading to wild brawl in Guardians-White Sox game(8/5)

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