乗客が機内で下痢を漏らしたため、航空機が引き返し緊急着陸【動画】
乗客が下痢で汚物を通路に漏らしたため、スペインへ向かっていたアメリカの旅客機が、引き返す事態になった。
デルタ航空のエアバスA350の機内で
その旅客機とは、デルタ航空のエアバスA350だ。この航空機は9月1日、スペインのバルセロナへ向けて、ジョージア州のアトランタにある空港から飛び立ったという。
しかし離陸から2時間後、下痢に苦しんでいた乗客が、通路で漏らしてしまったため、急遽アトランタに引き返したそうだ。
乗客の証言によると当時、客室乗務員はペーパータオルと香りのついた消毒剤で、懸命に汚物を拭き取っていたという。
しかし結局、その行為は機内を「バニラの糞の臭い」にする効果しかなく、アトランタに緊急着陸した時、乗客たちは汚物を避けて、機内から出ていったそうだ。
— Xansby Swanson (@arbyswehavethe2) September 5, 2023
メンテナンスクルーが5時間かけて清掃
その後、メンテナンスクルーは5時間かけて、デルタ航空のエアバスA350を清掃。
その結果、8時間の遅延の後、下痢に苦しんでいた人も含めた乗客たちは、再搭乗を許され、9月2日の午後には、バルセロナに到着することができたという。
問題が発生した当時の、パイロットと管制官との会話も録音されており、パイロットは「バイオハザードの問題だ。機内でずっと下痢をしていた乗客がいたので、アトランタに戻ってほしいというのです」と述べていた。
その後、デルタ航空は、次のように謝罪したという。
「私たちのチームは、お客様を最終目的地にお連れするため、可能な限り迅速かつ安全に作業を行いました。このたびの遅延とご旅行のご計画にご迷惑をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます」(了)
出典元:The Guardian:Delta flight returns after passenger has diarrhea ‘all the way through’ plane(9/6)
出典元:METRO:Disgusting footage of diarrhoea-sodden flight which forced plane to make emergency landing(9/6)