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米軍がシリアにある武器倉庫などを空爆、イランが支援する民兵組織へ報復

米軍がシリアにある武器倉庫などを空爆、イランが支援する民兵組織へ報復
flickr_DVIDSHUB

アメリカ軍が、シリア東部にある2カ所の軍事施設を空爆した。

 

武器保管施設と弾薬庫を破壊

 

アメリカ国防総省によれば、今回空爆が行われたのは、イラン革命防衛隊とつながりのあるシリアの2カ所の拠点だという。

 

この攻撃で、イラン革命防衛隊や、彼らが支援する民兵組織が使っていた武器保管施設と、弾薬庫が破壊されたそうだ。

 

ただしこの攻撃により、イランの隊員らが死亡したかは明らかにされていない。

 

空爆は10月27日の午前4時30分、イラクとの国境付近にあるシリアの町、Abu Kamalの近くの施設に対して行われ、2機の「F-16」戦闘機により、精密爆弾が使用されたという。

 

アメリカのロイド・オースティン国防長官は声明で、「27日に実施された自己防衛のための精密空爆は、イランに支援された民兵組織による、シリアとイラクの米軍基地と要員に対するドローンとミサイル攻撃への対応である」と述べている。

 

49%が「ガザ侵攻」の延期に賛成

 

イスラエルでは27日に世論調査の結果が発表され、49%のイスラエル人がガザ地区への地上侵攻を延期した方がいいと答えたという。

 

その世論調査では、軍が直ちにガザ地区へ大規模な地上侵攻を行った方が良いと答えたのは22%、49%が「しばらく待った方が良い」となり、22%が「わからない」と回答したそうだ。

 

ただすでに25日には、イスラエル軍がガザ地区北部へ、一時的に地上侵攻しており、戦車や装甲ブルドーザーに支援された歩兵部隊の、新たな映像も公開されている。(了)

 

出典元:The Guardian:Israel-Hamas war live: US strikes Iran-linked targets in Syria; EU calls for ‘humanitarian pauses’ in Gaza(10/27)

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