グレタさんが演説中、突然男からマイクを奪われる
気候変動活動家のグレタ・トゥーンベリさんが演説中、男から突然、マイクを奪われてしまった。
壇上で数万人に向かって演説
グレタさんは11月12日、オランダのアムステルダムで開かれた気候変動対策の抗議活動に参加した。
その後の集会で、グレタさんは数万人の群衆に向かって演説を行い、やがてパレスチナ人とアフガニスタン人の女性を壇上に招待したという。
その時、男が壇上に現れ、グレタさんからマイクを奪い、「政治的見解ではなく、気候変動に関するデモをしに来た」と発言。しかしすぐに男は取り押さえられ、グレタさんもマイクを奪い返したそうだ。
Greta Thunberg on stage, interrupted but stoically. You go girl!! 💛 @GretaThunberg #klimaatmars #Amsterdam #ClimateActionNow 1/2 pic.twitter.com/BHjpXeXWK8
— iAnnet (@iAnnetnl) November 12, 2023
デモ行進には7万人が参加
この男の身元は分かっていない。ただ男はオランダの水道委員会のメンバーを選出するグループ「Water Natuurlijk」の名前が入ったジャケットを着ていたという。
この集会の前には、気候変動対策へのさらなる行動を求めて、約7万人がアムステルダムの街をデモ行進したという。
参加者らは「私たちの家が燃えている」「2050年:パパ、木って何?」「今こそ気候正義(クライメイト・ジャスティス)を」などと書かれたプラカードを掲げ、グレタさんも一緒に行進したそうだ。
またグレタさんは集会での演説で、「気候正義運動として、私たちは抑圧されている人々や、自由と正義のために戦っている人々の声に耳を傾けなければなりません。そうでなければ、国際的な連帯なしに気候正義はあり得ません」と訴えたという。(了)