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2つの火の玉が電線に沿って移動、住民が奇妙な光景を目撃【動画】

2つの火の玉が電線に沿って移動、住民が奇妙な光景を目撃【動画】
X_Paul Dellegatto

アメリカで、火の玉が電線に沿って移動していく様子が撮影された。

 

強風で電柱が倒れた時に発生

 

その様子が目撃されたのは12月17日、場所はフロリダ州の町、セント・ピーターズバーグとされている。

 

撮影したのは、その町に住む女性のカルメン・エスコバールさんだ。彼女によればその日、町は洪水に見舞われ、強風で電柱が倒れたという。

 

その時、送電線に沿って2つの火の玉が移動していったそうだ。その様子がこちら。

 

「プラズマ・アーク」「アーク・フラッシュ」

 

エスコバールさんが見た火の玉は、「プラズマ・アーク」または「アーク・フラッシュ」として知られているものだという。

 

「アーク」とは、2つの電極間で放電させること(アーク放電)によって形成されたプラズマの一種のこと。

 

例えば、電車のパンタグラフ、電気コードをショートした時に発光するものも「アーク」とされている。

 

地元の気象学者であるポール・デレガット氏によれば、今回の現象は、強風や木の枝などが倒れ、送電線がお互いに接触し、電流の故障によって引き起こされた可能性が高いという。(了)

 

出典元:Yahoo News:Florida Locals Stunned to See Fireballs Streaking Across Power Lines During Stormy Weather(12/19)

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