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スウェーデンのキャンパスで銃乱射事件が発生、11人が死亡、6人が負傷

スウェーデンのキャンパスで銃乱射事件が発生、11人が死亡、6人が負傷

スウェーデン南部にあるキャンパス内で、銃乱射事件が起き、数多くの人々の命が奪われた。

 

単独犯である可能性

 

その事件が起きたのは2月4日の午後12時30分(現地時間)、場所はスウェーデン南部の都市、Örebroにある、成人教育センターやその他の学習施設の入ったRisbergskaキャンパスとされている。

 

当時、犯人がキャンパス内にいた学生などに向かい、銃を乱射。その結果、11人が死亡、6人が病院に搬送されたという。

 

警察は被害者の身元確認作業をしているが、死者の中には「犯人」がいるとみられている。犯人は単独で銃を乱射したと考えられているが、まだ動機などは明らかになっていない。

 

負傷者のうち1人が重体

 

地元当局によると、入院した6人は全員成人で、そのうち5人は銃撃を受けており、1人は軽傷、1人が重体で生命を脅かす状態にあるという。

 

Risbergskaキャンパスは、主に20歳以上の生徒を対象としているが、同時に小学校および高等学校のコースのほか、移民向けのスウェーデン語クラス、職業訓練、障害者向けプログラムも提供している。

 

教師のLena Warenmarkさんはメディアの取材に対し、合計でおそらく10発の銃声を聞いたと語っており、試験を受けて帰宅した生徒が多かったため、キャンパス内には人が少なかったそうだ。

 

警察は殺人、放火、加重武器犯罪の捜査を開始したばかりで、まだ犯人の名前や動機、負傷者の身元などは明らかにしていない。

 

ただスウェーデンのUlf Kristersson首相は、記者団に対し「これはスウェーデン史上最悪の銃乱射事件だ」と語り、動機について憶測しないよう求めたという。(了)

 

出典元:The Guardian:Swedish police say 11 people dead in Örebro campus attack(2/4)

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