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キャンプの夜、ユウレイグモの大群にテントが覆われゾッとする

キャンプの夜、ユウレイグモの大群にテントが覆われゾッとする
Instagram/nationalparkservice

テントの表面を何100匹もの蜘蛛が這い回る動画が投稿され、見た人たちを怖がらせている。アメリカ·アラスカ州南西部にある、レイク·クラーク国立公園で撮影された映像だ。

 

ユウレイグモの大群

 

その動画は、11月末に、アメリカ合衆国国立公園局のインスタグラムに投稿された。映っているのは、テントの外側を這っているユウレイグモだ。

 

それが1匹や2匹ではなく、どこから湧いて出たのか、おびただしい数なのだ。見れば背筋が寒くなるに違いない。

 

動画はテントの内側から撮影されている。投稿文には、その時の状況がこんなふうに説明されている。

 

夜中に誰かが懐中電灯でテントのシートを照らした。すると、シート全面に数100匹のユウレイグモが這い回っていた。寝袋のあたりからカサコソという音が聴こえていた。クモの音ではない、と思うのだが。

 

ちなみにユウレイグモは、体が華奢で細長い足を持っており、幽霊のような印象があるためユウレイ~と呼ばれるらしい。日本の家屋内でもよく見られ、野外にも生息している(Wikipedia)。

 

Wikipedia/Pholcidae

 

アメリカ合衆国国立公園局によれば、ユウレイグモが群(集合体)を成すことはよく知られているそう。しかし、はっきりした理由は分かっておらず、なぜ特定のテントに集まるのかも分かっていない。

 

「どうやって外に出ればいい?」

 

動画は投稿後1日で540万回近く再生された。ある人は「このテントから、一体全体どうやって出ればいいのだろう? 後日、テントの中に白骨化した私が発見されるのでは……」とコメントしている。

 

「その気持ちはよく分かる。その通り。蜘蛛たちはあのテントを支配しているのさ。私は諦めるね」と同意する人もいる。

 

別の人は対処法を提案し「1) 長時間テント内に居続けられるよう、食料と水を多めに持ち込んでおくこと。2) スマホ用予備バッテリーも用意しておくこと。3) 地面にトンネルを掘ってテントの外に出られるよう、スコップを持ち込んでおくこと」と書き込んでいる。(了)

 

出典元:Hindustan Times:Hundreds of spiders crawl on tent at night, video will creep you out(11/30)

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