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骨董品のオーナーがネットで遺体を販売、人骨や臓器を扱っていたとして逮捕

骨董品のオーナーがネットで遺体を販売、人骨や臓器を扱っていたとして逮捕
flickr_Dallas Krentzel

アメリカで、骨董品の女性オーナー2人が、人間の遺体を販売していたとして、逮捕された。

 

人骨や臓器、組織を売買

 

その2人の女性オーナーとは、キンバリー・ショッパー容疑者(52歳)とアシュリー・レレシ容疑者だ。

 

彼女らは、フロリダ州で骨董品店「ウィキッド・ワンダーランド」を経営しており、Facebookのフリマサービス「マーケットプレイス」で、人間の骨などを販売していたという。

 

そして警察は2023年12月、店で「人骨を販売している」という通報を受け、「ウィキッド・ワンダーランド」の捜査を開始。

 

4月10日には臓器や人体の組織を売買していた罪で、2人は逮捕され、起訴されたそうだ。

 

「禁止とは知らなかった」

 

ショッパー容疑者の店は、人間の頭蓋骨の破片2つを90ドル(約1万3000円)、人間の鎖骨と肩甲骨をそれぞれ90ドル(約1万3000円)、人間の肋骨を35ドル(約5000円)、人間の椎骨を35ドル(約5000円)、人間の頭蓋骨の一部を600ドル(約8万6000円)で販売していたという。

 

また警察は、共同経営者のレレシ容疑者からも話を聞いたが、同容疑者は「店は何年も前から人骨を販売していたが、フロリダ州で禁止されているとは知らなかった」と述べたそうだ。

 

レレシ容疑者は、「骨は全て個人販売で入手した」と述べているが、誰から入手したのかなど、取引に関する書類は持っていたものの、警察には提示できなかったという。

 

またボルシア郡の検視局は、「これらの骨の破片は、おそらく2人の異なる人物を表している。1つは考古学的な起源を持つもの、もう1つは解剖学的な起源を持つものだ」と述べている。

 

ショッパー容疑者は11日に保釈金を払い、釈放されたが、店は現在、閉店しているそうだ。(了)

 

出典元:ABC News:Florida women arrested for selling human remains on Facebook Marketplace: Police(4/15)

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