骨董品のオーナーがネットで遺体を販売、人骨や臓器を扱っていたとして逮捕

アメリカで、骨董品の女性オーナー2人が、人間の遺体を販売していたとして、逮捕された。
人骨や臓器、組織を売買
その2人の女性オーナーとは、キンバリー・ショッパー容疑者(52歳)とアシュリー・レレシ容疑者だ。
彼女らは、フロリダ州で骨董品店「ウィキッド・ワンダーランド」を経営しており、Facebookのフリマサービス「マーケットプレイス」で、人間の骨などを販売していたという。
そして警察は2023年12月、店で「人骨を販売している」という通報を受け、「ウィキッド・ワンダーランド」の捜査を開始。
4月10日には臓器や人体の組織を売買していた罪で、2人は逮捕され、起訴されたそうだ。
The owners of a Florida shop have been arrested for selling human remains on Facebook Marketplace, according to local police.
Read more: https://t.co/IVsp97FmMq pic.twitter.com/P2peQp7pLi
— ABC News (@ABC) April 14, 2025
「禁止とは知らなかった」
ショッパー容疑者の店は、人間の頭蓋骨の破片2つを90ドル(約1万3000円)、人間の鎖骨と肩甲骨をそれぞれ90ドル(約1万3000円)、人間の肋骨を35ドル(約5000円)、人間の椎骨を35ドル(約5000円)、人間の頭蓋骨の一部を600ドル(約8万6000円)で販売していたという。
また警察は、共同経営者のレレシ容疑者からも話を聞いたが、同容疑者は「店は何年も前から人骨を販売していたが、フロリダ州で禁止されているとは知らなかった」と述べたそうだ。
レレシ容疑者は、「骨は全て個人販売で入手した」と述べているが、誰から入手したのかなど、取引に関する書類は持っていたものの、警察には提示できなかったという。
またボルシア郡の検視局は、「これらの骨の破片は、おそらく2人の異なる人物を表している。1つは考古学的な起源を持つもの、もう1つは解剖学的な起源を持つものだ」と述べている。
ショッパー容疑者は11日に保釈金を払い、釈放されたが、店は現在、閉店しているそうだ。(了)
出典元:ABC News:Florida women arrested for selling human remains on Facebook Marketplace: Police(4/15)