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顔が無数の黒い突起物で覆われた、ゾンビウサギを目撃【アメリカ】

顔が無数の黒い突起物で覆われた、ゾンビウサギを目撃【アメリカ】
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アメリカの町で、黒い角のようなものが生えた、異様なウサギが目撃され、SNSにも写真が投稿されている。

 

コロラド州の町で目撃

 

そのウサギが目撃されたのは、コロラド州の町、フォートコリンズとされている。

 

地元の住民であるスーザン・マンスフィールドさんは最近、「黒い針か爪楊枝が四方八方に突き出ている」ウサギを見たという。

 

彼女は地元テレビ局「KOSA」に対し、「冬の間に死んでしまうと思っていたのですが、そうではなく、ウサギは2年目にも戻ってきて、(黒いものが)さらに大きくなっていました」と語っている。

 

このゾンビウサギの目撃情報は少なくとも昨年までに遡り、あるRedditユーザーも、庭で角だらけになったウサギの写真を投稿した。

 

無害な黒い腫瘍へと膨らむ

 

これらのウサギは、「ワタオウサギ乳頭腫ウイルス(Cottontail rabbit papilloma virus)」、通称「ショープ乳頭腫ウイルス」に感染しているという

 

このウイルスは、ウサギの頭やまぶた、首、肩、足に隆起した赤い病変を引き起こし、その後、角質化された乳頭腫と呼ばれる黒い腫瘍へと膨らんでいくという。

 

この黒い腫瘍は無害とされるが、場合によっては、腫瘍がやがて深刻な皮膚がんの一種となることもあるという。

 

人間には感染しない、しかし…

 

このウイルスは蚊やダニによって拡散し、治療法は確立されておらず、感染したワタオウサギのほとんどは生き残るという。

 

しかし腫瘍によってウサギの餌を食べる能力が制限され、死に至ることもあると言われている。

 

「ワタオウサギ乳頭腫ウイルス」は人間には感染しないものの、コロラド州の野生生物当局は、感染したウサギを見かけたら、近づかず「触れないように」と強く呼びかけている。(了)

 

出典元:METRO:‘Frankenstein’ rabbits with tentacles sprouting from faces spreading across US(8/13)

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