Switch news

知っておきたい世界のニュース

ロシア軍がウクライナ各地へ、12時間続けて空爆、少なくとも4人が死亡

ロシア軍がウクライナ各地へ、12時間続けて空爆、少なくとも4人が死亡
X_Anton Gerashchenko

ロシア軍はウクライナへの攻撃を継続しており、週末にもウクライナ各地が被害に遭った。

 

ウクライナ全土への空爆を実施

 

ロシア軍は9月27日の夜から28日の朝にかけて、12時間以上続けて空爆を実施。約600機のドローンと40発以上の巡航ミサイルを発射したという。

 

主な標的はウクライナの首都キーウや、南部のザポリージャ州、西部のフメリニツキ州、北東部のスムイ州、南部のムィコライウ州、北部のチェルニーヒウ州、南部のオデーサ州とされている。

 

12歳の少女を含む4人が死亡

 

首都のキーウでは、夜明け頃に無数のドローンが飛来。住民は空襲警報が鳴り響く中、慌てて身を隠したという。

 

またロシア軍のミサイルが、Petropavlivska Borshchahivka地区の通りの大部分を破壊し、建物の屋根や窓を吹き飛ばしたそうだ。

 

そして落下してきたコンクリートの塊に、12歳の少女、オレクサンドラさんが押しつぶされて死亡した。

 

またキーウの心臓病学研究所が直撃を受け、看護師と患者が死亡。もう1人の遺体も、瓦礫の下から発見されたという。

 

南部の都市ザポリージャの高層アパートも空爆され、3人の子供が負傷。彼らも含めて、この攻撃により、ウクライナ全土で70人以上が負傷したそうだ。

 

 

ウクライナのゼレンスキー大統領は先日、国連総会で演説し、同盟国に対し、ロシアからの原油輸入を全面的に停止するよう呼びかけていた。

 

また今回のロシア軍の空爆に対しても、「まさにこれは、ロシアの真の立場を示している。ロシアは戦いと殺戮を続けたいと望んでおり、世界で最も厳しい圧力を受けるに値する」とSNSに投稿した。(了)

 

出典元:The Guardian:Zelenskyy condemns Russia’s ‘vile and cowardly’ 12-hour bombing of Ukraine(9/28)

記事が気に入ったら
Switch Newsをフォローしよう!


Return Top