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老人が呼びかけた“5分間のタバコパーティ”に人々が殺到-主催者の正体は?

老人が呼びかけた“5分間のタバコパーティ”に人々が殺到-主催者の正体は?
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11月21日、ニューヨーク州のマンハッタンで一人の老人が主催する、とっても不思議な5分間だけのパーティが開かれて多くの人々が集まった。このパーティや老人の正体は一体なんなのだろうか。

 

謎のチラシと老人の姿が拡散

 

XユーザーのMalさんは、11月14日にあるチラシを受け取ったとし、こんな投稿をした。

 

 

そこには「一緒にタバコを吸いましょう」と男性の写真と共に開催地の地図が掲載されている。このQRコードを読み込むと、オンライン上で詳細や参加申し込みができるページに飛ぶようになっている。

 

開催地はニューヨーク大学の近くの路上。開催時間は午後2時から2時5分までというとても短いパーティだ。

 

Malさんの投稿は広く拡散され、「たぶん参加する」とコメントしていた。

 

多くの喫煙者が押し寄せた

 

そして迎えた当日、開催地には大勢の人々が押し寄せた。

 

 

大学の近くということもあり、若者が多いように思える。集まった人々が平和的にタバコをくゆらせている姿が印象的だ。オンライン上の参加状況を見ると2567人が「参加した」と申告している。

 

会場では、主催者がタバコを配る姿も目撃されたようだ。

 

 

老人の正体は?

 

この老人は、BOBというタバコマエストロを自称している男性だ。ブラインド・テイスティングでタバコを当てるというゲームで、見事に全問正解を果たしている。

 

 

彼のタバコ愛は強いようで、他の動画では「タバコを止めたらストレスで死ぬ」「タバコを吸い始めた時は1箱23セントだった。1ドルになったらやめると言っていたこともあったけど、結局値段が100倍になっても吸い続けているよ」と語っている。

 

 

ただし、タバコに情熱を持っていない人に対しては「吸わない方がいい」とアドバイスを送っている。

 

タバコの健康リスクは広く知れ渡っている。ニューヨーク市内での喫煙規制は厳しく、吸える場所も限られている状態だ。BOBが開催したこのイベントは、喫煙を推奨するものというよりも、長年の喫煙者らしいタバコへの愛情表現なのかもしれない。(了)

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