カリブ海の島にあるエプスタインの自宅、新たな写真と動画を公開

アメリカの下院監視委員会は12月3日、未成年者の人身売買で有罪判決を受けたジェフリー・エプスタイン元受刑者が所有していた島の写真と動画を公開した。
寝室やオフィスなどの自宅の様子
エプスタイン元受刑者は、米領バージン諸島にある、リトル・セント・ジェームズ島を含む2つの島を所有しており、リトル・セント・ジェームズ島では、数十人の若い女性や子供が人身売買、レイプ、性的暴行を受け、監禁されていたという。
今回、新たに公開された写真などは、米領バージン諸島の法執行当局が入手したもので、エプスタイン被告が獄中で自殺した翌年の2020年に撮影されたそうだ。
そこには寝室や電話、オフィスか書斎らしき場所、黒板など、エプスタイン被告の自宅の様子が映っていた。下の写真には、歯科治療用の椅子や、壁に掛けられた不気味なマスクが映っている。


地元民は「小児性愛者島」と呼ぶ
「ニューヨーク・タイムズ」紙によれば、エプスタイン元受刑者の最後の恋人は歯科医で、彼のダミー会社の1つとオフィスを共有していたという。
また地元住民の一部はニューヨーク・タイムズ紙に対し、リトル・セント・ジェームズ島を「小児性愛者島」と呼んでいたと語っているそうだ。
エプスタイン・ファイルは12月19日までに公開される予定となっており、今回の新たな写真などの公開は、議会によるトランプ政権への圧力と考えられている。
下院監視委員会の筆頭委員であるロバート・ガルシア氏は、声明で次のように述べた。
「これらの新たな画像は、ジェフリー・エプスタインと彼の『島』の世界を、不穏な形で垣間見せています。私たちは、捜査の透明性を確保し、エプスタインの恐ろしい犯罪の全容解明に役立てるために、これらの写真と動画を公開します。被害者の方々に正義がもたらされるまで、私たちは戦いを止めません」(了)
出典元:The Guardian:House Democrats release new images of Epstein’s private Caribbean island(12/3)


























