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【首里城炎上】多くの海外メディアが報じ、悲しみの声が寄せられる

【首里城炎上】多くの海外メディアが報じ、悲しみの声が寄せられる
Facebook/首里城公園

10月31日未明(日本時間)、沖縄県那覇市にあるユネスコ世界遺産の「首里城」が炎に包まれ、「正殿」など中心的な建物がすべて全焼した。

 

このニュースは欧米の主要メディアでも大きく取り上げられ、さまざまな反響が寄せられている。

 

「彼らの悲しみは想像を絶する」

 

まずイギリスでは公共放送のBBCを始め、ガーディアンやデイリーメールイブニング・スタンダードなど、多くのメディアが大きく取り上げている。

 

アメリカでもニューヨーク・タイムズなどの有力紙を始め、ABCやCNNNBCといったテレビ局でも報じた。

 

また中東ニュースチャンネルのアルジャジーラやオーストラリアのABCなど、世界の多くのメディアも火災の様子を伝えている。

 

 

BBCのネット版では「首里城は琉球王朝の時代、500年前に建てられた木造建築の城で、1933年に日本の国宝に指定された」と説明。「城は神のように見られていた」との住民の言葉も伝えている。

 

ガーディアンは「沖縄はいまだに多くの米軍基地があり、拠点になっている」とした上で、ユネスコの「首里城は琉球の人々の誇りを象徴する偉大なモニュメントだ」との言葉を紹介した。

 

またアメリカのABCも「火災の様子を多くの人が写真に撮り、中には泣いている人もいた」と伝えている。さらに琉球大学の高良倉吉名誉教授が、NHKに語った内容も紹介した。

 

「私はまだこれを現実として受け入れられません。再建には30年以上かかりました。これは多くの人々の知恵と努力の象徴でした。首里城はただの建物ではありません。内部の調度品を含め、すべてを詳細に再建したものなのです」

 

BBCジャパンのSakiko Shiraishi氏は、首里城が1945年、第2次世界大戦でアメリカ軍の攻撃により完全に破壊され、再建の手掛かりになる文書や収蔵品なども失われたと説明。

 

その上で「首里城は沖縄の人々のアイデンティティの象徴であり、沖縄で第2次大戦の終わりを経験した人は、今回で2度も城の焼失を見た。彼らの悲しみは、想像を絶するものがある」と解説している。

 

ネットでの海外の反応とは?

 

また海外の人々からも、首里城焼失についてはさまざまな意見が寄せられている。以下は主にBBCやABCのツイッターからのコメントになる。

 

「日本の人々にとっては、信じられないショックな出来事。私たちは、ウィンザー城(1992年に大規模火災が発生)が同じ運命をたどった時と、似たようなものを感じています。私たちはなんとか再建できた。彼らも同じように再建することを願っています」

「彼らは第2次大戦の後すぐに、城を再建した。彼らのすべての努力が炎に包まれていくのを見るのは、残酷なことだ」

「この姿を見るのは、とても寂しい」

「すべての人類にとっての悲劇的な喪失」

各国大使館の反応

 

さらに各国の大使館からも、首里城の火災についてお見舞いの言葉が寄せられている。

 

 

今回の焼失は沖縄県以外の多くの日本人にも衝撃を与えており、ツイッターのトレンドにもたくさんの悲しみの声が寄せられた。(了)

 

 

出典元:BBC:Shuri Castle: Fire destroys 500-year-old world heritage site in Japan(10/31)

出典元:ABC News:Fire burns down structures at historic Japanese castle(10/31)

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