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オーストラリアで、非常に珍しい、ピンク色のカモノハシが目撃され、注目を集めている。

川でエサを食べる様子を撮影

そのカモノハシが目撃されたのは、ビクトリア州の町、ギプスランドにある川とされている。

地元の男性、コーディ・スティリアノウさんは今年の9月、今シーズン初のマス釣りに出かけた際、川でピンク色のカモノハシを目撃したという。

スティリアノウさんは約15分間、そのカモノハシがエサを食べる様子を観察し、また携帯電話で撮影もしたそうだ。

 

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アルビノのカモノハシか？

スティリアノウさんによれば、このカモノハシはくちばしと足がピンク色をしており、何年も前に見たカモノハシと同じだったという。

スティリナウさんがこの映像を公開した後、ネット上では珍しいアルビノ・カモノハシではないかとの憶測が飛び交ったそうだ。

しかし、生物学者のジェフ・ウィリアムズ氏は、このカモノハシについて、多くの人が想像するよりも色が薄いだけだとし、次のように述べている。

「カモノハシの色は、実に多様です。このカモノハシは薄いカモノハシの中でも極端な部類に入ります。ただアルビノや白化カモノハシのリストに加えるべき種ではありません」

ウィリアムズ氏によれば、人間の髪や皮膚の色素が異なるように、カモノハシにも様々なバリエーションがあるという。

その上で「このカモノハシは珍しいけれど、例外的ではありません。私が見たもの、そして他の主要なカモノハシ研究者が見てきたものから判断すると、これは予想される色のバリエーションの範囲内だということです」と述べている。（了）

出典元：The Guardian：Pink platypus spotted in Gippsland is cute – but don’t get too excited(12/22)