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ウクライナがスウェーデン製の戦闘機「グリペン」の供与を要請、協議を行う

ウクライナがスウェーデン製の戦闘機「グリペン」の供与を要請、協議を行う
flickr_Spencer Wright

ウクライナは現在、スウェーデン製の戦闘機が供与されることを望んでおり、先日話し合いがもたれた。

 

「入手に近づいている」

 

ウクライナのゼレンスキー大統領は8月19日に、スウェーデンを訪問し、Ulf Kristersson首相と戦闘機「グリペン(JAS 39 Gripen)」について話し合ったという。

 

その日の夜、ゼレンスキー大統領は演説で、「グリペン」の入手に「近づいている」とし、「我々の兵士はすでにテストを始めている」と明らかにした。

 

確かにスウェーデン側は、ウクライナ人パイロットに、この戦闘機のテスト飛行を許可しているが、まだ引き渡しの約束はしていない。

 

スウェーデンのKristersson首相も8月21日、まだNATO加盟が最終決定されていないとし、自国の防衛のために「グリペン」が必要だと述べ、次のように語っている。

 

「将来的な可能性を排除するつもりはない。航空機でも支援できることは何でもするつもりだ。しかし、今現在、ウクライナにスウェーデンの航空機を提供するという新たな約束はない」

 

「グリペン」で訓練を受けることに合意

 

「グリペン」に関しては今年の2月に、ウクライナのオレクシイ・レズニコフ国防相が、スウェーデンに対し、提供を希望していると表明。

 

また5月には、スウェーデンのPål Jonson国防相が、ウクライナ側からの要請を受けて、数人のウクライナ人パイロットが「グリペン」で訓練を受けると発表した。

 

またスウェーデン国防省は6月にも、この合意を確認している。

 

戦闘機「グリペン」とは?

 

専門家の間では、「グリペン」は非常に高性能と考えられ、高度な空対空ミサイル、威力のある空対地ミサイルや爆弾を搭載できるという。

 

また「グリペン」の電子システムの能力は、ロシアの防空システムに対抗するために設計されたもので、比較的安価に運用でき、離着陸に必要な滑走路のスペースも少なくて済むため、ウクライナにとって有益となる可能性がある。

 

しかし、この戦闘機はわずか6カ国でしか運用されておらず、そのうちウクライナを軍事援助しているのは2カ国(スウェーデンとチェコ共和国)のみで、戦闘経験はまだない。(了)

 

出典元:The Guardian:Russia-Ukraine war: Russia ‘must be punished under international law,’ says Greek PM – as it happened(8/21)

出典元:Pravda:Ukrainians already undergoing training on Swedish-made Gripen jets – Zelenskyy(8/19)

出典元:INSIDER:Ukrainian pilots are finally learning to use F-16s, and NATO training plans have said they could be taught to fly other fighter jets too(8/22)

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