愛犬のピットブルが飼い主を殺害か、女性が散歩の途中に襲われ死亡
アメリカで女性が散歩の途中に、飼っていた2匹のピットブルに襲われ、死亡するという事件が起きた。
散歩コースで娘が倒れているのを父が発見
その事件が起きたのは12月14日、場所はバージニア州にあるGoochlandという街とされている。
当時、Bethany Lynn Stephensさん(22)は飼っていた2匹のピットブルを連れて、散歩に出かけていたという。
しかしいつまでも娘が帰ってこないのを心配した父親が、周囲を捜索。いつもの散歩のコースで、Bethanyさんが血まみれになって倒れているのを発見したそうだ。
その後、父親は午後8時に救急へ通報。しかしすでにBethanyさんは死亡していたとされている。
複数の防御創が犬による攻撃と一致
地元のテレビ局「WTVR」によれば、父親は現場で木々の間にピットブルがいるのを発見したが、まるで倒れたBethanyさんに誰も近づけないよう、守っているかのように見えたという。
その後、保安官補が現場に到着。しかしピットブルを捕らえるのに1時間から1時間30分かかってしまい、その後Bethanyさんは検死官のいる病院へ運ばれたという。
Agnew保安官は取材に対し、次のように語っている。
「犠牲者の手や腕には、犬を近づけないようにしたらしく、複数の防御創がありました。それらの傷は、彼女が生きている間に犬に襲われた点と一致しています」
またBethanyさんは頭や喉にもひどい傷を受けており、それらが死因につながったとみられている。
現在、ピットブルは保護施設の「Goochland Animal Control」に預けられており、今後保安官事務所は犬を安楽死させるよう命令を下す予定だという。
Agnew保安官は、取材で次のように語っている。
「法執行官として働いてきた40年間において、私はこのような事件を見たことがありません。再びこのようなことが起きないよう願っています」(了)
出典元:METRO:Woman mauled to death by own pit bulls while taking them out for a walk(12/17)