タイの森の中で、稀少な「アジアンゴールデンキャット」を撮影

タイで昨年、非常に珍しいネコ科の動物が目撃され、その映像が公開されている。
伝説の「火の虎」
そのネコ科の動物とは、「アジアンゴールデンキャット」だ。この動物は「火の虎」と呼ばれ、タイの民間伝承や神話にも登場し、野生のネコ科の中でも、最も目撃例が少ない種の1つとされている。
しかし昨年、タイ北部にある「Khao Luang国立公園」で、仕掛けていたカメラに「アジアンゴールデンキャット」の姿が映っていたという。
映像は昨年の7月7日に、公園職員によってFacebookに投稿されたもので、「ゴールデンキャット」はカメラの前を約10秒間通過した後、森の中に姿を消していった。(この記事では写真のみとなる。動画は上のリンクからご覧いただきたい)



最も目撃が難しいネコ科動物
「ゴールデンキャット」は学名が「Catopuma temminckii」とされ、ボルネオの「ヤマネコ」や、ヒマラヤに生息する「マーブルキャット」に最も近い種とされている。
800万年から1600万年前にトラとの共通系統から分岐し、タイでは黄褐色やオレンジ色の独特の毛並みから、「火の虎」と呼ばれているという。
この動物は、縄張り意識が強く、孤独で、昼夜を問わず狩りができるが、予測可能な狩りのパターンと社会生活がないため、野生では最も目撃が難しいネコ科動物の1つとなっている。
「ゴールデンキャット」は国際自然保護連合(IUCN)の「絶滅危惧種」に指定されており、生息地の破壊と分断、密猟、家畜をめぐる人間との衝突など、典型的な脅威に晒されているという。
IUCNによる2023年の報告では、生息域全体における成体の個体数は7000頭(チーター、トラ、ユキヒョウよりも多い)と推定されており、最大で1万2000頭、最小で1000頭と考えられている。
主にブータンやミャンマー西部、バングラデシュ東部、タイ西海岸、マレーシア半島中央部の丘陵地帯と森林、そしてスマトラ島南岸に生息しているそうだ。(了)
出典元:Good News Network:Thailand’s Mythical ‘Fire Tiger’ Captured on Trail Cam, One of the Rarest Sightings in the Cat World(2/26)


























