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ウクライナのハリコフにロシア軍の空挺部隊が降下、市内で激しい戦闘が続く

ウクライナのハリコフにロシア軍の空挺部隊が降下、市内で激しい戦闘が続く
Twitter/DSNS.GOV.UA

ウクライナ北東部の都市、ハリコフに3月2日の早朝、ロシア軍の空挺部隊が降下し、激しい戦闘が行われたという。

 

午前3時にロシアの空挺部隊が降下

 

2日の午前3時頃、ウクライナ第2の都市とされるハリコフに、ロシアの空挺部隊が降下。市内の北部にある軍の病院施設を攻撃し始めた。

 

その後、ウクライナ軍と激しい戦闘を繰り広げたが、ハリコフの警察署長であるVolodymyr Tymoshko氏によれば、この戦闘でウクライナ軍の中に死者はいないという。

 

また現在、病院の付近はウクライナ軍がコントロール下に置いており、セキュリティも強化されているそうだ。

 

21人が死亡、112人が負傷

 

しかし人口約150万人のハリコフ市は、すでに数日前からロシア軍に包囲されており、ロシア軍の絶え間ない砲撃にさらされているという。

 

そして2日には、砲撃やミサイルなどにより、21人が死亡。112人がケガを負ったとみられている。

 

オレフ・シネフボウ州知事も2日には一晩中、航空機やミサイル、銃撃などロシア軍の攻撃の影響下にあったと述べている。

 

さらに武器が到着する予定

 

ウクライナ当局によれば、午前8時10分頃には、ハリコフにある警察や大学の建物にロシア軍のミサイルが着弾し、爆発が起きたという。

 

 

ただ一方で、ウクライナのオレクシー・レズニコフ国防大臣は、今後海外からさらにスティンガー(対空ミサイル)とジャベリンミサイル(対戦車ミサイル)を受け取ることになっており、またトルコ製ドローンも新たに出荷される予定だと述べている。

 

オーストラリア軍の輸送機も、ウクライナに軍用品や医療用品を届けるため、3月2日にヨーロッパに向け飛び立ったそうだ。

 

 

一方で、モスクワタイムズの報道によると、モスクワの株式市場は水曜日、3日連続で休場になったという。またロシアの株式ブローカーは、市場が再開された場合、外国人投資家からの売り注文を拒否するように命じられているそうだ。

 

さらにロシアのプーチン大統領は、ロシア人が1万ドル以上の外貨を持って出国することを禁止する法令に署名。この動きは「ロシアの金融安定性を確保する」ための試みだとされている。(了)

 

出典元:The Guardian:Russia-Ukraine war latest news: Putin’s troops land in Kharkiv as Zelenskiy says ‘they have orders to erase us all’ – live(3/2)

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