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海の生物だけじゃない!タイで死んだシカの胃から大量のプラスチックごみを発見

海の生物だけじゃない!タイで死んだシカの胃から大量のプラスチックごみを発見

ビニールなどのブラスチック製品を魚やクジラ、カメなどが食べている実態が明らかになっているが、タイでは大量のプラスチックごみを食べて死んでいるシカが発見された。

 

レジ袋やプラスチックごみも胃に入っていた

 

死んだシカが報告されたのは11月26日、場所は首都バンコクから北へ390マイル(627km)離れたナーン県にあるクンサターン国立公園内だという。

 

10歳と見られるシカはすでに死んでおり、解剖した結果、7kgものビニール袋(レジ袋)やその他のゴミなどのプラスチックが胃の中から発見されたそうだ。

 

さらにこのビニールにはコーヒーの粉末やインスタントラーメンの袋、ゴミ袋、タオルや下着なども含まれていた。

 

クンサターン国立公園のKriangsak Thanompun氏は、このビニール袋がシカの死因の1つになったとの見方を示している。(年齢による消化管閉塞も死因の1つと考えられている)

 

先日もジュゴンの赤ちゃんが死んだばかり

 

タイは世界でも多くプラスチックを消費していると言われ、人々は年間で3000枚もの使い捨てのレジ袋を使っているという。

 

またCNNでは、世界の海へ流れ出ているプラスチックの50%以上が、中国やインドネシア、フィリピン、タイからのもので、これらの5つの国からのプラスチックゴミを65%減らせば、世界的に45%も減少するとの調査結果を伝えている。

 

タイでは8月にも人気があったジュゴンの赤ちゃんが、胃の中にあるプラスチックゴミにより感染症が悪化し、死亡したとして多くの人々が悲しんだそうだ。

 

これによりプラスチックへの取り組みを、緊急に行う必要があるとの議論が起きたばかりだった。

 

Thanompun氏は今回のシカの死はもう1つの悲劇だとした上で、「このことは私たちが使い捨てプラスチックを減らし、真剣に受けとめなければならないことを示しています」と述べている。

 

タイでは多くのセブンイレブンの店舗を運営する企業などを含む複数の小売り大手各社が、来年1月までに使い捨てレジ袋の提供を停止すると表明している。(了)

 

 

出典元:MailOnline:Dead deer is found with 15 pounds of plastic bags and other trash in its stomach in Thailand(11/26)

出典元:CNN:A deer found dead in a Thai national park had 15 pounds of plastic in its stomach(11/26)

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