「悪い未来に直面する」トランプ氏、ホルムズ海峡開放に協力するようNATOに要求

アメリカのトランプ大統領は3月15日、NATO(北大西洋条約機構)に対して、ホルムズ海峡の開放に協力するよう要求した。
「NATOの将来にとって非常に悪い」
フィナンシャル・タイムズ紙によれば、トランプ氏は、ホルムズ海峡の開放についてNATOに対し協力を求め、次のように述べたという。
「海峡の恩恵を受けている人々が、そこで何も悪いことが起こらないように協力するのは当然のことだ。もし何の反応もなければ、あるいは否定的な反応があれば、NATOの将来にとって非常に悪いことになるだろう」
またトランプ大統領は、3月末に予定されている中国の習近平国家主席との首脳会談を延期する可能性もあるとし、同時に中国政府に対し、ホルムズ海峡の封鎖解除への協力を強く求めたという。
日本も艦船派遣を否定
トランプ大統領は先週末、中国とフランス、日本、韓国、イギリスを名指しし、ホルムズ海峡の安全確保に協力するよう各国に繰り返し要請した。
しかしホルムズ海峡開放のため、艦船を派遣することに関しては、すでにフランスが正式に拒否している。
また日本政府も3月16日、「現時点では」ホルムズ海峡へ軍艦を派遣しないと表明した。小泉進次郎防衛大臣は国会で、「現在のイラン情勢において、現時点では海上警備作戦の実施を検討していない」と述べたという。
またオーストラリア政府も、ホルムズ海峡への艦船派遣を拒否。キャサリン・キング運輸大臣は「ABC」に対し、「その重要性は十分に理解しているが、我々は要請を受けていないし、協力するつもりもない」と述べたそうだ。
そもそもアメリカ海軍でさえ、ホルムズ海峡の船舶護衛は「非常に危険だ」とし、艦艇を派遣していない。
イギリス政府もまだ正式な態度を明らかにしていないものの、艦船を派遣する代わりに、機雷除去を支援するため、空中掃海機を派遣することを検討しているという。(了)
出典元:The Guardian:Middle East crisis live: Trump issues warning to Nato over strait of Hormuz as Israel says thousands of targets remain in Iran(3/15)


























