米軍のヘリコプターがホルムズ海峡付近で墜落、トランプ氏「大したことではなかった」

6月8日、アメリカ軍の「AH-64アパッチ攻撃ヘリコプター」が、オマーン沿岸付近で墜落した。
「対応しなければならない」から一転
アメリカのトランプ大統領は9日、この報告を受け、イランがホルムズ海峡をパトロール中の米軍ヘリコプターを撃墜したとし、次のようにSNSに投稿した。
「昨夜、イランがホルムズ海峡上空をパトロール中の、我々の高性能アパッチヘリコプター1機を撃墜したとの報告を、我が軍から受けた。パイロット2名が搭乗していたが、2人とも無事で、負傷者はいない。とはいえ、アメリカはこの攻撃に対し、必然的に対応しなければならない」
しかしその後、トランプ大統領は、「ウォール・ストリート・ジャーナル」でのインタビューで、ヘリコプターの墜落を「大したことではない」と発言。「パイロットは無事だ」と述べ、事件の詳細は「皆さんが想像しているのとは全く違う」と語ったという。
ヘリコプターの乗員は現在、治療を受けており、容体は安定しているという。ただし、この事件の詳細は明らかにされていない。
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しかしその後、アメリカ中央軍(CENTCOM)は、ヘリコプター撃墜を受け、「イランに対する自衛攻撃を開始した」と発表。「昨日の、アメリカ陸軍のアパッチヘリコプター撃墜への報復措置だ」と述べた。
イランメディアは、南部のホルモズガーン州の町、KuhestakやSirik、ミナブの町で爆発音が聞こえたと報じた。
またトランプ大統領も、ABCニュースに対し、ヘリコプター撃墜を受け、イランへの攻撃を開始したと発言。「対応は非常に重要だと考えている。彼らはヘリコプターを撃墜した。我々はまさに今、対応しているところだ。対応は非常に強力でなければならない。今回の対応はまさにそれだ」と語った。
イラン側は「意図的」な攻撃を否定
イラン外務次官は中東メディア「アルジャジーラ」に対し、昨日ホルムズ海峡上空で墜落したアメリカ軍のアパッチヘリコプターは、イランが意図的に標的にしたものではないと述べたという。
またこの墜落にイランが関わっていないとしつつも、この地域の緊迫した情勢を鑑みると、こうした事件が偶発的(原文ではintentionally)に発生する可能性があると指摘した。
一方、イスラエル軍のエヤル・ザミル参謀総長は、命令があればイランへの「深部攻撃」を再び行う準備ができていると述べた。
レバノン南部への攻撃を継続
イラン側はアメリカとの停戦合意に至る条件として、全ての戦線、つまりレバノンでの停戦も求めているが、イスラエル軍は6月9日も、レバノン南部を攻撃し続けている。
レバノン南部ナバティーヤ県にある町、Kfar Remanでは9日、イスラエル軍の攻撃により、少なくとも2人が死亡した。
またイスラエル軍は、ナバティーヤ県の複数の町にも空爆を行い、Aadshitの町では1人の男性が死亡、Zeftaの町でも1人の死亡が確認された。
さらにイスラエル軍はガザ地区へも攻撃を行っており、9日には北部のガザ市で、イスラエル軍の空爆で負傷した子供1人が死亡したという。(了)
出典元:Aljazeera:Iran war live: Trump claims Iran shot down helicopter, vows to ‘respond’(6/9)


























