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米軍によるイランへの攻撃が激化、首都のテヘランや南部の都市を空爆

米軍によるイランへの攻撃が激化、首都のテヘランや南部の都市を空爆
X_U.S. Central Command

アメリカ軍は7月16日にも、イランへの攻撃を行い、イラン側も湾岸諸国への報復攻撃を行った。

 

内陸部への攻撃を強める

 

イラン国営メディアによると、アメリカ軍は16日未明、今回の戦闘で初めてテヘラン周辺地域を攻撃した他、他の州も攻撃したという。

 

これまでアメリカ軍はイラン南部の都市を中心に攻撃していたが、徐々にイランの内陸部への攻撃を強めつつあるそうだ。

 

また16日の午後遅くにもイラン南部の都市、バンダルアッバス近郊や、ドローンやミサイルが保管されているゲシュム島にも、アメリカ軍のミサイルが着弾したという。

 

アメリカ中央軍は16日、イラン最大の石油輸出ターミナルがあるハーグ島に向かっていたタンカーを攻撃したと発表。タンカーが「度重なる警告を無視した」ため、ミサイルで攻撃したと明らかにした。

 

イラン側もクウェートへ攻撃

 

イラン側も報復として、湾岸地域にあるアメリカ軍基地などを攻撃。クウェート国防省によれば、イランがクウェート国内の複数の重要施設を攻撃し、これにより物的損害が発生したという。

 

またイラクの都市、Erbilに対しても7月15日にドローンによる攻撃が行われ、アメリカの領事館近くで爆発音が聞こえたそうだ。

 

これを受け、イラクにあるアメリカ大使館は16日、イラク在住のアメリカ市民に対し警戒を呼びかけた。

 

またイランはイエメンの同盟勢力であるフーシ派に対し、アメリカがイランのエネルギーインフラを攻撃した場合、紅海を通る石油輸送ルートを封鎖する準備をするよう求めたという。

 

この封鎖が実行されれば、さらに世界のエネルギー市場が麻痺状態に陥る可能性がある。

 

米副大統領が異例のイスラエル批判

 

一方、アメリカのバンス副大統領は、7月15日に放送されたポッドキャスター、ジョー・ローガン氏とのインタビューの中で、イスラエルに対し、異例とも言える厳しい批判を展開した。

 

バンス副大統領は、アメリカ政府が先月に締結したイランとの戦争終結合意を擁護しつつも、イスラエルがイランとの交渉を妨害する目的で、インフルエンサーらに資金提供を行い、アメリカ国内の世論を誘導しようとしていると発言。

 

また「イスラエル政府内には、軍事作戦を継続したいがために、我々をこの政策(合意)から遠ざけようとしている人々がいることは、疑いの余地がない」と断言したという。

 

レバノン南部で大規模な空爆

 

そのイスラエル軍は7月16日、レバノン南部の町、Zawtar al-Gharbiyahで大規模な空爆を行ったという。

 

レバノンとイスラエルの政府関係者は今週、イタリアのローマで会談し、イスラエル軍が撤退を開始する「試験区域」を、レバノン南部に設置する計画について協議した。

 

ローマでの2日間に及んだこの会談は7月15日には終了し、仲介に当たったアメリカ政府関係者は、この会談が「生産的かつ前向きなものだった」と評していた。

 

ガザ地区では5人が死亡

 

またイスラエル軍は、停戦中であるにもかかわらず、ガザ地区も攻撃しており、16日には各地で少なくとも5人のパレスチナ人が殺害された。

 

イスラエル軍はこれらの攻撃に先立ち、ガザ地区中部のブレイジ、マガジ、ヌセイラトの難民キャンプ、およびDeir el-Balahの住民に対し、攻撃の予告を示す強制退去命令を発していた。

 

ガザ地区の保健当局によると、2023年10月7日以降、イスラエル軍の攻撃による死者数が7万3250人、負傷者が17万3751人に達したという。(了)

 

出典元:The Guardian:US intensifies attacks on Iran as Tehran hits back at Gulf states(7/16)

出典元:Aljazeera:Iran war live: US launches sixth consecutive night of strikes against Iran(7/16)

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