米軍がイランに対する新たな攻撃を開始、各地で被害

アメリカ軍は7月15日もイランへの攻撃を行い、各地で被害が報告されている。
タンカーへの攻撃も認める
アメリカ中央軍は15日、イランに対する第2波の攻撃を、グリニッジ標準時19:00に開始したと発表した。
アメリカ中央軍によれば、この攻撃は「ホルムズ海峡を通過する船舶を脅かすために使用されている、イランの軍事能力を標的としたもの」だという。
またアメリカ中央軍は、アメリカ軍機がホルムズ海峡で石油タンカーにミサイルを発射し、同船を航行不能にしたと発表。次のように述べた。
「アメリカ軍は、キュラソー船籍のタンカー『M/Tベルマ』がハーグ島に向かって国際水域を航行しているのを確認した。この商船は、アメリカの海上封鎖を突破しようとして、複数回の警告を無視した。アメリカ軍機はヘルファイアミサイルを同船の煙突に発射し、同船を航行不能にした。同船はもはや航行はしていない」
アメリカ軍は15日の昼間も攻撃しており、これまでにイランの港へ向かう3隻の船舶を停止させたという。
癌専門病院周辺にミサイル攻撃
イラン国営メディアは、港湾都市バンダルアッバスやChabahar、そしてイラク国境に近いAhvazで爆発音が聞こえたと報じている。
またイラン保健医療教育省広報情報センターの所長によれば、イラン南西部の都市Ahvazにある癌専門病院、バガイ病院周辺がアメリカ軍のミサイル攻撃を受けたという。
この攻撃による大きな爆発音と強い振動で、パニックに陥った一部の癌患者とその家族が病院から避難したそうだ。
またイラン保健省によると、ここ数日のアメリカ軍による攻撃で、イラン南部において、少なくとも30人(35人との情報も)が死亡、260人以上が負傷したという。
「期限を設けるのは好きではない」
アメリカのトランプ大統領は、イランの橋や発電所を攻撃すると脅しており、記者団からイランに期限を設けているのかと問われた際、次のように答えた。
「期限を設けるのは好きではないが、彼らは状況を理解している。大人しく行動したほうがいい」
しかし橋や発電所などの民間インフラを爆撃するのは国際法上、戦争犯罪となる可能性がある。
一方、イランの首席交渉官であるガリバフ議長は、テレグラムに投稿した声明で、次のように述べた。
「アメリカとの覚書からイランが利益を得られないのであれば、そのような覚書に固執する理由はない。イランはこれまで戦争を歓迎したことはなく、今も歓迎していない」
その上でガリバフ議長は、国民に向けて武装抵抗を続けるよう呼びかけ、「外交と交渉の手段を用いて国益を達成し、強化する」と述べた。(了)
出典元:The Guardian:US military announces another wave of strikes against Iran as Trump says ‘they better behave’ – Middle East crisis live(7/15)
出典元:Aljazeera:Iran war live: US military carries out another wave of strikes(7/15)

























