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ICCから指名手配された比の上院議員が議事堂内に逃げ込み、銃声が響き渡る

ICCから指名手配された比の上院議員が議事堂内に逃げ込み、銃声が響き渡る
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国際刑事裁判所(ICC)から逮捕状が出ている、フィリピンの国会議員が、上院の議場に逃げ込む事態になった。

 

麻薬撲滅作戦の最高責任者

 

その上院議員とは、ロナルド・デラ・ロサ氏(64)だ。彼はドゥテルテ前大統領の麻薬撲滅作戦を、指揮・監督したとして、人道に対する罪で国際刑事裁判所(ICC)から逮捕状が出ていた。

 

麻薬撲滅作戦の最高責任者だったデラ・ロサ上院議員は5月11日、フィリピン政府の捜査官の追跡を振り切って、上院の議場内に逃げ込み、ドゥテルテ前大統領の盟友であるアラン・ピーター・カエタノ上院議長によって保護されたという。

 

さらに13日には、逮捕が間近に迫っているとし、デラ・ロサ上院議員は支持者に議事堂前に集まるよう訴えた。

 

その後、軍関係者がアサルトライフルを携えて、上院の議事堂内に突入。その際、銃声が響き渡ったそうだ。デラ・ロサ上院議員が、議事堂内を逃げ回る様子がこちら。

 

ドゥテルテ前大統領も昨年、逮捕される

 

ドゥテルテ政権下での「麻薬撲滅作戦」では、強引な捜査が行われ、弾圧により数千人が死亡したと言われている。

 

そしてドゥテルテ前大統領は、昨年マニラで逮捕され、オランダのハーグにある国際刑事裁判所(ICC)へ送致されて、人道に対する罪で起訴された。

 

デラ・ロサ上院議員は13日、逮捕から身を守るために国民に集まるよう呼びかけ、「もう二度とフィリピン人が、ハーグに連行されることを許してはならない」と訴えたという。

 

今回の銃声について、誰が撃ったのかは明らかになっていない。ジョンビック・レムラ内務長官は、防犯カメラの映像を検証するとし、「デラ・ロサ上院議員を逮捕するつもりはない」と述べたそうだ。

 

上院事務局長は記者団に対し、この発砲事件で死傷者は報告されていない、と明らかにした。(了)

 

出典元:The Guardian:Gunshots fired in Philippines senate in standoff with senator wanted by ICC(5/13)

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