「遅刻するとクビになる!」濁流を渡ろうとしたホテル従業員 ラスベガスの洪水で撮影

10月11日、ハリケーン・レイチェルの影響による大雨に見舞われて、一部で洪水が発生した米ネバダ州ラスベガス。道路に濁流が流れる中、ホテル従業員とされる女性が、増水した道路を渡ろうとする様子が撮影された。
動画の撮影者は、女性が勤務先への遅刻による解雇を心配していたと説明しており、投稿はSNSで注目を集めている。
撮影者「遅刻による解雇を恐れていた」
こちらが話題となっている投稿だ。
She was trying to cross a rushing flood because she was afraid of losing her job.
This woman told me she works @FlamingoVegas and feared being fired for arriving late- even with floodwater blocking her route.
Flamingo: please reassure your employees that nobody needs to risk their life to make a shift.
— Jedi Rich (@jedirich_) October 11, 2026
動画を撮影したのは、ラスベガス在住だというXユーザーのJedi Rich氏。動画には、女性が手すりにつかまりながら、水かさを増した濁流の行方を見つめ、一度濁流に踏み出そうとして引き返す様子が記録されている。
戻ってきた女性はRich氏に対し、ラスベガスのホテル「フラミンゴ・ラスベガス」の従業員であり、遅刻するとクビになってしまうため、どうしても出勤したいと話している。
女性によると、欠勤や遅刻などでポイントが加算され、12ポイントに達するとクビになってしまうという。彼女はすでに11.5ポイントに達していたため、遅刻できないと話した。撮影者が「例外はないの?」と尋ねると、女性は「例外はない」と答えた。
アメリカではこうしたポイント制を採用している職場もあり、筆者が働いていたアメリカのアミューズメント施設でも実施されていた。
その後、女性が無事に出勤できたかどうかは、明らかになっていない。
SNS上で従業員の安全確保を求める声
動画の投稿者は、従業員が出勤のために命を危険にさらす必要はないことを、勤務先が明確に示すべきだと訴えた。
今回の動画を受け、悪天候時における労働者の安全確保や、出勤に対する心理的なプレッシャーについて議論が広がっている。多くは女性に同情する声だが、11.5ポイントまで貯めてしまった今までの勤務態度を責める声もある。
現在までに、フラミンゴ・ラスベガス側の見解は掲載されていない。(了)


























