マサチューセッツ州の動物保護区で、双頭のカメが見つかる

アメリカ·マサチューセッツ州の野生動物センターが、非常に珍しい双頭のカメの赤ちゃんを保護した。同州ケープコッドの動物保護区で発見された。
多頭症のカメ
マサチューセッツ州で、頭が2つある非常に珍しいキスイガメの赤ちゃんが発見され、現地のケープ·ワイルドライフ·センター(Cape Wildlife Center)で、手厚いケアを受けている。
同センターによると、この赤ちゃんガメの体重はわずか5.2グラム、1セント硬貨ほどの重さしかない。頭が2つあるのはいわゆる「多頭症」で、本来は双子として生まれるべきものが、胚(受精卵)の時期に完全に分裂しなかったことが原因らしい。
無事に生まれて生き延びたとしても、その後、2つの頭が攻撃し合って死亡することが多く、生存率は高くないとのこと。
下にあるのは同センターがインスタグラムで公開した画像と動画。
View this post on Instagram
ちなみにキスイガメは、マサチューセッツ州において絶滅危惧種に指定されている。州内にあるウェルフリート湾野生動物保護区では、ボランティアたちが繁殖期にこのカメの巣を探し出し、天敵から卵を守る活動を長年続けており、その活動中に今回の双頭のカメが見つかった。
獣医師は注意深く観察中
同センターの獣医師チームは現在、この赤ちゃんガメの食欲、成長、行動、そして2つの頭と体がどのように協調して機能しているかを、注意深く観察している。体内の解剖学的構造は、現在のところ正確には分かっていない。だが成長に伴い、X線やCTスキャンなどの画像診断で、体内組織や器官の配置などを詳しく調べていく予定だ。
一般的に、獣医であっても双頭の動物に遭遇することは、極めて稀と言われる。しかし、同センターでは近年、別の双頭のカメを保護したことがある。獣医師チームは、その時の経験を最大限に生かして、今回の赤ちゃんガメをモニタリングしているそうだ。
今回のことは、双頭の動物についての理解を深める貴重な機会になるはずだが、当面の優先事項は、この小さな命を健康に保ち成長を見守る事だ、とセンターの獣医は語っている。(了)
出典元:UPI:Massachusetts wildlife center caring for rare two-headed turtle(10/1)
出典元:AccuWeather:Rare two-headed baby turtle arrives at Massachusetts wildlife center(10/2)

























