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英国エリザベス女王がジンを発売、私邸で育てた柿と香草を使用

英国エリザベス女王がジンを発売、私邸で育てた柿と香草を使用
ROYAL ESTATE Sandringham Wikipedia/エリザベス2世

イギリスのエリザベス女王が、オリジナルのジンを発売。王室が所有する邸宅の一つ、サンドリンガム・ハウスの公式サイトで販売されている。

 

所縁ある柿と銀盃花で香りづけ

 

イギリス・ノーフォーク州にあるサンドリンガム・ハウスは、イギリス王室が私的に所有する邸宅の一つ。20,000エーカー(81平方キロメートル)の広大な敷地の中には植物園がある。

 

そこで採れた柿と銀盃花(ギンバイカ)を香りづけに使ったのが、発売されている「サンドリンガム ジン(Sandringham Gin)だ。

 

柿(英語ではpersimmon/パーシモン)は、イギリス国王エドワード7世が所有していた名馬の名前「Persimmon(パーシモン)」に所縁あるものだそう。また、銀杯花は、エドワード7世と結婚したアレクサンドラ王妃が式典の際に持ったブーケの中の一輪を、挿し木で増やしたものだという。

 

値段は、1瓶(500ml)50ポンド(約6900円)。ただ残念なことに、配送先はイギリス国内に限られている。

 

ROYAL ESTATE Sandringham

 

エリザベス女王はジンがお好き?

 

エリザベス女王は94才というご高齢にもかかわらず、ジンをよく召し上がるらしい。毎日昼食時に、ジンとデュボネ(リキュールの一種)のカクテルにレモンのスライスを添えて飲む、と、元バッキンガム宮殿のシェフが海外メディアに話している。

 

王室が酒を造ったり、それを売ったりするのは奇異に感じられるかもしれない。だが、海外メディアによれば、イギリスでは珍しくないそう。

 

例えば、バッキンガム宮殿の植物園で採れたレモン、バーベナ(ヴェルヴェーヌ)、サンザシ、桑の葉など12種のハーブを使ったジン「BUCKINGHAM PALACE GIN」が、オンラインで販売されている。

 

また、チャールズ皇太子の私邸ハイグローヴ・エステート(コーンウォール州)の公式サイトでは、有機農法による香草を使ったスピリッツ類やリキュールなどが売られている。こちらは国外へも配送してもらえる。(了)

 

出典元:ROYAL ESTATE Sandringham:Sandringham Gin (50cl) (Delivery May Take Up to Two Weeks Due to Small Batch Distilling)

出典元:Good News Network:The Queen has Launched her Own Gin Featuring Botanicals Grown on Her Country Estate(11/26)

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