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アメリカのテーマパークでは、乗り物を利用する際も、利用者に叫ばないよう求めることになった。

叫んだり、歌ったりしないよう求める

カリフォルニア州では4月から、各テーマパークが再開される予定だが、新型コロナの蔓延防止策として、新たなガイドラインが示された。

テーマパークの業界団体である「California Attractions and Parks Association（CAPA）」の新しいガイドラインでは、来園者に対し、叫んだり、歌ったりするような、ウイルスを広める行動を避けるよう求めているという。

またこのルールは乗り物を利用する際にも適用され、来園者はジェットコースターなどに乗る時も、叫ばず、静かにしていることが推奨されているそうだ。

マスク着用義務や入場者の制限も

CAPAの再開プランにおいては、「マスクの着用」や「座席に乗るパターンの変更」も行うよう、求められている。

またガイドラインでは、テーマパーク内の入場者を15％に制限することが求められ、利用者も州内の人に限られるという。（入場者数については、各郡の警戒レベルの度合いによって変化）

さらにテーマパーク内の室内での食事は禁止。チケットは前もってネットで予約する必要があり、来園者も10人以下、3世帯以下のグループまでとなっている。

日本の富士急ハイランドでも同じ要請

実は、ジェットコースターなどで「叫ばない」よう求めることは、日本でも昨年行われていたという。

富士急ハイランドでは昨年の7月に再開するにあたり、ジェットコースターを利用する客に対し「心の中で叫んでください」と要望し、注目を集めたそうだ。

CNNではこの時、「変わったルールが適用された」と報じていたが、今回カリフォルニア州でも適用されることになった。

カリフォルニア州には、ディズニーランドやユニバーサル・スタジオ・ハリウッド、 Six Flags Magic Mountainなどのテーマパークや遊園地があるが、昨年の3月以来閉鎖されてきたという。（了）

出典元：Yahoo finance：California Theme Park Advisors Ask Guests Not to Scream on Roller Coasters to Limit COVID-19 Spread(3/18)

出典元：KIRO7：No screams allowed: COVID-19 guidelines discourage screaming, shouting at California theme parks(3/17)