有名アニメのキャラをAIで人にしてみたら…クリエーターの作品が楽しい!
アニメのキャラクターが、現実に生きている人間だったらどんな姿になるだろう?
AIによる画像生成を利用して、それを見せてくれる人がいる。Artbreeder creator(アートブリーダー・クリエーター)としてインスタグラムに作品を発表しているShenoa Loewyさんだ。
彼女の作品を見ると、突拍子もないアニメキャラたちが、いかにもいそうな人に成り代わっているので面白い。
AIが画像生成する無料サイトを利用
Loewyさんは、AIを使った画像生成が無料でできるサイト「Artbreeder(アートブリーダー)」を利用して作品を作っている。このサイトにアニメの絵をアップすると、AIがリアルな人物に変換してくれる。だが、こうして出来た人物像は顔かたちを変換しているだけなので、キャラのイメージとは必ずしも一致しない。
ここでLoewyさんのクリエイティビティが発揮される。彼女は、AI生成の画像を編集・修正し、イメージ通りの、いかにも実在しそうな人物像に仕上げていくのだ。
こうして完成した作品の中から、有名なキャラをいくつかご紹介しよう。
相澤消太(あいざわ しょうた)/『僕のヒーローアカデミア』
壊理(えり)/『僕のヒーローアカデミア』
荼毘(だび)/『僕のヒーローアカデミア』
リヴァイ/『進撃の巨人』
春野サクラ/『NARUTO -ナルト-』
夜神月(やがみらいと)/『デスノート』
サイタマ/『ワンパンマン』
キキ/『魔女の宅急便』
よく知らないキャラは上手く出来ない
『鋼の錬金術師』や『DEATH NOTE(デスノート)』、『ジョジョの奇妙な冒険』、『僕のヒーローアカデミア』といったアニメ作品が好きだと言うLoewyさん。アニメファンとしての経歴は長いが、自分で作品を作ろうと思い立ったのは、Artbreederを知ってからだという。
最初はArtbreederが生成した画像を見て面白がっていただけだが、やがて、年齢や人種的特徴、目や口の開き具合、髪型などを細かく調整し、さらにはフォトショップで衣服や小道具を加えるという本格的な制作へと発展したそうだ。
海外メディアの取材で、制作する上で一番難しいのは何かと訊かれた彼女は、「よく知らないキャラを作るときは、めったに上手くいかない」と答えている。外見だけでなく、キャラクターの核になる性格を理解しないとだめらしい。(了)
出典元:boredpanda:Person Uses Artificial Intelligence To Bring 30 Anime And Cartoon Characters To Life Interview With Author(4/16)