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ニュージーランドの夜空に、不気味な渦巻き模様が浮かぶ

ニュージーランドの夜空に、不気味な渦巻き模様が浮かぶ
Twitter/Clare Rehill

先日、ニュージーランド上空で不思議な渦巻き模様が浮かび、多くの人々が困惑したという。

 

「最も奇妙なものだった」

 

その渦巻きが現れたのは6月19日の夜とされ、ニュージーランドで空を見上げていた人々を驚かせたそうだ。

 

スチュワート島のアラスデア・バーンズさんは「この渦巻きは今まで見たものの中で最も奇妙なものだった」とし、次のように述べている。

 

「まったく奇妙なものでした。巨大な渦巻きのようでした。そして、それは非常にゆっくりと、静かに夜空を北に移動し、散らすように消えていきました」

 

その後、バーンズさんは近所の人にも声を掛け、5人で同じベランダで空を見上げ、少しパニックになったという。

 

またネットでも「この模様が宇宙人によるものだ」とする意見もあったとか。

 

実はロケットが原因だった

 

しかしこの模様は、宇宙人の仕業ではなく、スペースX社のロケット「ファルコン9」によって作られたものだという。

 

「ファルコン9」は6月19日に打ち上げられ、当時はグローバルスター社の「DM15衛星」を搭載していたそうだ。

 

しかし衛星を放出し、ロケットが燃料を抜くために回転した時、蒸気が発生。それが太陽光に反射して輝き、目に見える青い渦巻きができたという。

 

それにしても原因が分からずに、突然この渦巻きを目にした人は、きっと恐ろしかったに違いない。(了)

 

出典元:METRO:Mystery of strange spiral over New Zealand has been solved(6/20)

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