バナナの袋に大きなクモ、発見した男性もショック【イギリス】
イギリスのスーパーでバナナを購入した男性が、その袋の中に大きなクモが入っているのを発見した。
大きなハントマン・スパイダー
その男性とは、イングランドのウィンザーに住むIT技術者である、クレイグ・ハリソンさん(35歳)だ。
彼は先日、スーパー「テスコ」でバナナを購入。そのうちの1つを食べていたところ、袋の中に「ハントマン・スパイダー」と呼ばれるクモが入っているのを発見した。
しかもその「ハントマン・スパイダー」は、無数の子供が入った卵嚢を抱いていたそうだ。
ドミニカ共和国の業者からのバナナ
このクモは世界でも最大級の大きさで、足を広げると最大で約15cmにもなると言われている。
ハリソンさんはその後、クモを容器に入れ、テスコの害虫駆除サービスに送付。その結果、このバナナは、ドミニカ共和国にあるバナナ業者のものだと確認された。
またクモは、ロンドン動物学協会によって「ハントマン・スパイダー」と特定されたとか。
このクモに噛まれても死に至ることはないが、嘔吐や頭痛、動悸を感じることがあるという。
When you pop to the shops, you don’t expect to return home with a huntsman spider and it’s egg sack 🕷
However, Craig Harrison was shocked to discover the critter 4000 miles away from the Dominican Republic in his Tesco bananas.
— Metro (@MetroUK) April 13, 2023
現在、補償を求めて争う
現在、ハリソンさんは、スーパーの「テスコ」から補償を求めて争っている。
「テスコ」は以前、100ポンド(約1万6600円)の補償を提供すると申し出たが、ハリソンさんは拒否。さらに高額の補償を要求したという。
彼はその理由について、「もし自分がメスのクモに噛まれていたら、怪我をしていたかもしれない、あるいは誤って噛んでしまったかもしれない」と述べている。
一方、「テスコ」のバナナ・サプライヤーは、クモが商品に入り込むのを阻止するためにチェックを強化したという。
「テスコ」はSun紙に、「私たちには、クモが果物とともに移動するのを防ぐための強固なプロセスがありますが、ごく稀に、クモが(そのプロセスを)潜り抜けることもあります」と語っている。(了)
出典元:MailOnline:‘I found a giant huntsman spider in my Tesco bananas – with a sac containing 200 of its babies’(4/12)