ナチスの「鉤十字」が刻まれたハトを発見、2人の容疑者を逮捕
イギリスで、ナチスのシンボル「鉤十字」が刻まれたハトが発見され、その後2人の容疑者が逮捕された。
通報を受けた警察がハトを発見
このハトが見つかったのは8月22日、場所はイングランド・ケンブリッジシャーの町、セント・ニーツの通りとされている。
通報を受けた警察は、路上で死んでハトを発見。しかもその体には、ナチス・ドイツのシンボル「鉤十字」が刻まれていたという。
もっともハトがすでに死んでいたのか、または「鉤十字」を彫られたことで死んだのか、は明らかになっていない。
21歳の女と23歳の男を逮捕
その後、警察は30日、2人の容疑者を、人種差別/宗教的公序良俗違反の疑いで逮捕したという。
逮捕されたのは、ハートフォードシャーの町、ボルドックに住む21歳の女と、ケンブリッジシャーの町、チャタリスに住む23歳の男で、2人とも拘留中とされている。
もっとも2人の容疑者が、なぜこのようなことをしたのか、動機などは分かっていない。
ただ2023年6月にも、黒人の同居人のドアに「鉤十字」を描く事件が起きており、卑劣で人種差別的な罵声を浴びせた2人の男に実刑判決が下されている。(了)
出典元:MailOnline:Two people arrested after swastikas were carved into the chests of two pigeons(8/30)
出典元:BBC:St Neots: Two arrested after pigeons found with swastikas carved on breasts(8/30)