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デヴィッド・ボウイの息子が語った、山本寛斎一家との思い出がエモい

デヴィッド・ボウイの息子が語った、山本寛斎一家との思い出がエモい
ManMadeMoon/Twitter

7月27日、デザイナーの山本寛斎氏が急性骨髄性白血病のために亡くなっていたことが発表された。亡くなられたのは7月21日のこと。76歳だったという。

 

世界を舞台に活躍していた彼は、デヴィッド・ボウイの有名な衣装も手掛けている。訃報を受けてデヴィッド・ボウイの公式Twitterは、#BowieKansaiというハッシュタグと共に哀悼の意を示した。

 

 

寛斎氏の死を受けて、多くの人々が彼のエネルギッシュな人柄がうかがえるエピソードを投稿しているが、ある映画監督によるとてもエモい投稿が注目を集めている。

 

デヴィッド・ボウイの息子が投稿した思い出

 

その投稿は、デヴィッド・ボウイの息子であり、映画監督として活動しているダンカン・ジョーンズ氏によるものだ。それは彼が4歳か5歳のころ、家族で来日した際に寛斎氏の自宅に招かれた時のことだという。

 

当時まだ6歳ぐらいだった寛斎氏の娘が、夕食の後で寛斎氏にこんなことを言ったのだという。

 

「彼をおもちゃ屋さんに連れて行ってもいい?」

 

「彼をおもちゃ屋さんに連れて行ってもいい?」と娘が聞くと、寛斎氏はそれを許した。

 

そして娘はなんと、地下鉄に乗ってジョーンズ氏をおもちゃ屋さんに連れて行き、その場にいた子供たちに混ざって1時間ほど遊んだそうだ。

 

ジョーンズ氏は、「たった二人で行ったんだ! 地下鉄でね! 4歳と6歳がだよ。夕食後であたりは暗かったのに」「70年代の日本はとても安全だったんだ」と、当時を振り返っている。

 

ジョーンズ氏は、一連の投稿を「変なブロンドの子と日本人の子がとても安全に地下鉄で移動して、おもちゃで遊んで、一生の思い出が残った。ありがとう、Kansaiさん」と締めくくった。

 

 

地下鉄に乗らなくてはいけないような場所に、夕食後に年下の男の子を連れて行った娘さん(女優の山本未來さん)の器の大きさもうかがえるエピソードだ。この投稿は2500件を超えるいいねと、550件以上のリツイートを受けている。(了)

 

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