J・ビーバーがラムゼイ・ハント症候群を告白、顔面が麻痺した動画を投稿
カナダ出身の歌手、ジャスティン・ビーバーさん(28)が、顔面の麻痺した自らの動画を投稿した。
ツアー・キャンセルの理由をファンに説明
インスタグラムに投稿された動画の中で、ジャスティンさんはウイルスの影響で顔に麻痺が生じる「ラムゼイ・ハント症候群」を患っていることを告白した。
ジャスティンさんはワールド・ツアーのいくつかの日程をキャンセルしており、その理由をファンと共有するためにインスタグラムに投稿したという。
動画には、目の動きが左右で異なり、左側の口を動かしても、右側が反応してない様子が映っていた。
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病状はかなり深刻と告白
動画において、ジャスティンさんは、次のようにファンに説明している。
「やあ、みんな、ジャスティンだよ。何が起きているのか、みんなにアップデートしたかったんだ。明らかに僕の顔を見てもらえば分かると思うけど、僕はラムゼイ・ハント症候群と呼ばれる病気で、耳の神経と顔の神経を攻撃するウイルスによって、顔に麻痺が起きてしまったんだ」
その上で、笑顔やまばたき、顔の片側の鼻孔を広げることができない様子を見せたという。そして次のようにファンに呼び掛けた。
「だから、僕が次の公演をキャンセルしたことでイライラしている人たちへ、僕はただ物理的に明らかに公演をする能力がないんだ。これは見ての通り、かなり深刻なんだ。そうでないことを望んでいるけど、明らかに僕の体がペースを落とせと言っているんだ。みんなが分かってくれることを願っているよ」
顔面麻痺や難聴を引き起こす
ラムゼイ・ハント症候群は、帯状疱疹の発生によって耳の近くにある顔面の神経が影響を受けた時に発生し、顔面麻痺や患部の耳の難聴を引き起こすという。
また水疱瘡の原因と同じウイルスによって引き起こされ、ウイルスは神経に潜伏したまま、数年後に再燃する可能性があるとも言われている。
ただしアメリカのメイヨー・クリニックによると、迅速な治療が必要だが、ほとんどの場合、病気の影響は一時的なものにとどまるという。(了)
出典元:METRO:Justin Bieber reveals facial paralysis as a result of virus after cancelling shows: ‘This is pretty serious’(6/10)