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BBCが痛恨のミス、ビヨンセのニュースで別の女優の写真を使用

BBCが痛恨のミス、ビヨンセのニュースで別の女優の写真を使用
Twitter/Dr Tru Powell

イギリスの公共放送・BBCが、グラミー賞のニュースにおいて、異なる人物の写真を使用したとして謝罪した。

 

最多記録で快挙を達成

 

歌手のビヨンセさんは2月5日に開催されたグラミー賞の授賞式で、最優秀ダンス・エレクトロニックアルバム賞など、4部門でグラミー賞を受賞した。

 

この賞は彼女の曲「ルネッサンス」に与えられたものだが、これにより通算、32の最多受賞数となり、記録的な快挙を成し遂げたという。

 

しかしその日の夜、BBCはニュース番組でビヨンセさんの受賞を報じながらも、女優のヴィオラ・デイヴィスさんの写真を使い、「Beyonce’s big night」というキャプションを重ねてしまったそうだ。

 

グラミー賞受賞で「EGOT」を達成

 

ヴィオラ・デイヴィスさんはアメリカ人の女優で、これまでにアカデミー賞やトニー賞、エミー賞を獲得してきた人物だ。

 

そして今回の第65回のグラミー賞でも、自叙伝「Finding Me」の音声記録で、最優秀朗読アルバム賞を受賞。これにより「EGOT」を見事達成した。

 

「EGOT」とは、エミー賞、グラミー賞、オスカー(アカデミー賞)、トニー賞の頭文字を取ったもので、これら4つの賞すべてを獲得した人のことを指す。

 

「EGOT」はショービジネス界の「グランドスラム」とも呼ばれており、ジョン・レジェンドさんや、オードリー・ヘプバーンさん、ジェニファー・ハドソンさんなど、17人しか達成していない。

 

BBCは誤りを認め、謝罪

 

BBCは今回、ニュース番組でビヨンセさんの代わりに、先月初めのゴールデングローブ賞に出席したデイヴィスさんの写真を使用してしまったという。

 

視聴者はすぐにその誤りに気づき、ツイッターなどでも指摘。しかし中には、これはグラミー賞全体を取り上げたもののため、別に間違いではないと主張するユーザーもいたそうだ。

 

それでもBBCは2月6日には、報告された誤りについて、ツイッターで謝罪。同局の基準を下回るミスだったと述べたという。(了)

 

出典元:METRO:BBC News apologises for using picture of Viola Davis instead of Beyoncé to report singer’s historic Grammy wins(2/6)

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