ローリング・ストーンズが、ニュー・シングル「Angry」をリリース、動画も公開
ローリング·ストーンズは、衰えという言葉と無縁のようだ。ミック·ジャガーは今年7月に80才を迎え、ギターのキース·リチャーズも12月18日にやはり80才になるが、今回リリースした新曲「Angry(アングリー)」は、ストーンズならではのノリを全く失っていない。
新アルバム発表前にシングルリリース
新曲「Angry」は、10月20日リリース予定のニュー·アルバム、「Hackney Diamonds」からの1曲だ。ちなみに「Hackney Diamonds」は、2005年発表のアルバム「A Bigger Bang」以来、18年振りのスタジオアルバムになる。
「Angry」の録音には、2021年に他界したドラムスのチャーリー·ワッツに代わって、スティーヴ·ジョーダンが参加しているが、出来上がったサウンドは紛れもなくローリング·ストーンズのもの。
米メディア「New York Post」は「エネルギッシュなドラムに続くキース·リチャーズのギター·リフを聴いた瞬間、馴染んだあの領域へのノスタルジックな旅が始まる」と評している。
ミュージックビデオにはシドニー·スウィーニーをフィーチャー
「Angry」のミュージックビデオは、ロンドンのハックニー·エンパイア劇場で開かれた記念イベントの直後に公開された。
アメリカのテレビドラマ「ホワイト·ロータス」や「ユーフォリア」で知られた女優、シドニー·スウィーニーがフィーチャーされている。彼女は熱狂的なストーンズファンを演じ、サンセット·ブールバードを走る赤いオープンカーに乗って踊るという内容だ。道路沿いのビルボードには、ストーンズのメンバーの若い頃の姿も現れる。
ハックニー·エンパイア劇場でのイベントにはミック、キース、ロン·ウッドの3人と、シドニー·スウィーニーが登場。YouTubeで全編が公開されている。
(了)
出典元:New York Post:The Rolling Stones debut ‘Angry’ new single, video starring Sydney Sweeney(9/6)