自宅待機中の子供たちの家を先生が訪問、喜ぶ生徒たちの表情がプライスレス
新型コロナウイルス感染拡大により、アメリカで自宅待機を強いられている子供たちの家を訪れる、優しい先生のエピソードが注目を集めている。
「先生に会えなくて寂しい」
その先生とは、テキサス州の街、バウチ・スプリングスにあるW.O.Gray小学校の教師であるBrandy Hurtadoさん(39)だ。
Gray小学校は新型コロナウイルス感染拡大のために休校となり、子供たちも自宅待機を余儀なくされていたという。
そしてHurtado先生は当初、ビデオ通話のアプリ「FaceTime」を使い、毎日子供たちの宿題を見てあげていたそうだ。
そんなある日、男子生徒の1人が「先生に会えなくて寂しい。僕のお家に来てくれない?」と頼んできた。
突然の訪問に驚き、喜ぶ生徒たち
しかしアメリカではウイルス感染拡大を阻止するために、人々が一定の距離を保たなければならない。
そこでHurtado先生は、妙案を思いつく。彼女は3月20日、車で生徒の家を一軒一軒回り、車内から出ずに「私も会えなくて寂しい」と書かれた看板を掲げたという。
すると生徒たちは驚き、または喜び、とても素敵な笑顔を浮かべてくれたそうだ。
無論、子供たちの親には事前に話し、自分が車で訪れた時も、子供たちを家のポーチまで留めて置くようお願いしていたとか。
そして訪れたHurtado先生は、子供たちの笑顔をカメラで撮影。写真をその後、学校のフェイスブックページに投稿した。すると多くの人々にシェアされ、その後ニュースでも取り上げられることに。
1年生の男の子であるSalmon Mitchell君(6)は、取材に対し「僕は幸せです。だって先生と会えなくて寂しかったし、僕はとても学校へ行くのが好きだから。僕は先生がしてくれたことが好きだし、僕にいいことをしてくれて嬉しかった」とコメントしていたという。(了)
This teacher drove to her students’ homes after schools closed due to the pandemic
Brandy Hurtado, a teacher in Balch Springs, Texas, found the sweetest way to stay connected to her students during the shutdown. https://gma.abc/2UAOcXc
Good Morning Americaさんの投稿 2020年3月23日月曜日
出典元:ABC News:This elementary school teacher found a creative way to stay connected with students at home due to coronavirus(3/23)