もしも世界が高速鉄道で結ばれたら…自由な発想で作られた仮想路線図がユニーク
世界を高速鉄道で結んだ場合を想像した、ちょっとユニークな路線図が描かれているのをご存知だろうか。
●高速鉄道で結ばれたらどうなるか
これを描いたのはイギリス人の脚本家、またはフリージャーナリストのMark Ovendenさん。
彼は幼い頃から鉄道に興味を持っており、都会の輸送システムについて、非常に古くて珍しい地図や路線図、写真などを収集してきたそうだ。
そしてもし世界が高速輸送システムで結ばれた場合、どうなるかを考え、カラフルなグラフィックで「世界の路線図」を描いたという。
●日本の駅も組み込まれている
※拡大しても写真がぼやけてしまい、非常に見にくいのだが、どうかご了承いただきたい。
地図では世界の大陸が線路で結ばれており、それぞれの地名(駅名)が書かれている。
ただし、約8000kmも離れたメキシコ・シティからポルトガルまで1駅しか停車せず、逆に約1300kmのベルリンとダブリン間は9駅止まるなど、多少リアリティに欠ける部分も。
また右上には日本の駅が表示され、沖縄の那覇や神戸、大阪、名古屋、東京、仙台、札幌も路線図に組み込まれている。
●著書の表紙に使われる
この図は2015年に発売された、改訂版「Transit Maps of the World」という彼の著書の表紙に使われたとされ、仮想のものとは言え、初めて描かれた「世界の路線図」になるという。
「ハイパーループ」が作られ、本当にこのような高速鉄道網が完成したら、ロンドンで朝食をとり、ニューヨークでランチ、東京でディナーなんていうことも可能かもしれない。
出展元:Penguin:Transit Maps of the World