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スペインで生まれた赤ちゃん、母親は11歳、父親はその兄であることが判明

スペインで生まれた赤ちゃん、母親は11歳、父親はその兄であることが判明

スペインで生まれた新生児の母親が11歳、父親は母親の兄であったとして波紋を広げている。

 

母親も11歳、父親とみられる兄は13歳

 

新生児が誕生したのは今月2日、スペイン南東部に位置するムルシアのLa Arrixaca病院。

 

スペインの報道機関Efeが伝えるところによると、警察の捜査により、少女の妊娠は兄と性的関係を持ったことにある可能性があることが判明した。

 

受胎の際には、兄は13歳、少女も11歳であったという。

 

警察は両親を特定するためDNA鑑定の結果を待つと共に、性行為が同意の上で行われたのか、あるいは兄弟により強要されたのか特定するため、捜査を開始している。

 

少女の名前は公表されていないが、新生児は男の子で、母子共に健康であるという。

 

 

少女も両親も妊娠には気付かず

 

スペインのラジオ局Cadena Serが伝えるところによると、少女もその両親も妊娠には気づいていなかったという。

 

少女が出産した当日、“激しい腹痛”を訴える少女を見て、両親は健康上深刻な問題があるのではないかと思い救急車を呼んだとのこと。

 

しかし病院に着いた少女を診るなり、医師らはすぐに少女が妊娠の最終段階にあり、子供を出産しようとしていることに気付いたという。

 

スペインでは13歳に達していれば結婚可能だった

 

スペインでは2010年には10歳の少女が子供を産んだ事例も存在しているという。

 

しかし医療関係者は、幼い少女が妊娠した際には少女自身もまだ成長段階にあるため、通常の妊娠より健康上のリスクが高いことを指摘している。

 

さらに新生児も未熟児で誕生する可能性、あるいは1歳を迎える前に死亡する可能性が高くなるとのことだ。

 

一方、スペインでは合意の上で性的関係を持つ、あるいは両親の承諾なく結婚可能な年齢が2013年までは13歳であったという。

 

現在その年齢は16歳に引き上げられてはいるが、男性側がその年齢に達しておらずとも成熟している場合には、性的関係を持つことも例外として許されるという。

 

11歳の少女が兄との性交により子供を出産したということは驚きに値するが、子供が後ろ指を指されることなく健やかに成長することを祈るばかりだ。(了)

 

出典元:The Local Spain:Father of 11-year-old girl’s baby is her brother(2/8)

出典元:The Telegraph:10 year-old gives birth in Spain(2010/11/2)

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