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南アフリカで繁殖期のオスのゾウがトラックに突進、撮影された映像が強烈

南アフリカで繁殖期のオスのゾウがトラックに突進、撮影された映像が強烈
Twitter/Matthew Savides

先日、アフリカでサファリ用の車がオスのゾウに襲われる出来事が起き、その恐ろしい映像が撮影された。

 

大きな牙でトラックの前部を突く

 

その出来事が起きた場所は、南アフリカの街、Hoedspruit近郊にあるセラティ狩猟保護区だ。

 

当時、2台のサファリ用トラックが、野生のオスのゾウに遭遇。ゾウはそのうちの1台に向かって突進していった。

 

そのゾウは高さが13フィート(約4m)もあるとされ、大きな牙でトラックの前部を突いて、車を横転させようとしたという。

 

乗っていた11人の学生は無傷

 

当時、2台のトラックには、ガイドのトレーニングのために自然環境を学んでいた学生、11人が乗っていたという。

 

しかし車は横転を免れ、2台目のガイドの「逃げろ!逃げろ!」の言葉で、1台目の学生たちは車から離れ、難を逃れたそうだ。

 

学生たちは誰もケガを負っておらず、その後、ロッジへ連れて行かれた。また大破したトラックはその後、回収されたという。

 

繁殖期に入っていたゾウ

 

このオスのゾウは繁殖期に入っており、トラックが群れに近づきすぎたために怒ったと考えられている。

 

繁殖の準備が整うと、ゾウのテストステロン(オスのホルモン)は最大で60倍にもなり、人間に対しても敵対的になるという。

 

2018年には、レンジャーの男性が、狩猟保護区のロッジに侵入して暴れていたゾウに踏みつぶされて死亡する事件も起きているそうだ。(了)

 

 

出典元:METRO:Massive elephant rams safari truck off road as tourists run for their lives(11/30)

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