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病院で席を譲ってもらえない妊娠妻のために、夫が人間椅子になった

病院で席を譲ってもらえない妊娠妻のために、夫が人間椅子になった
抖音/@边城警视

誰からも椅子を譲ってもらえない妊娠中の妻のために、自らが椅子になった中国の優しい夫が、ネットで称賛を集めている。

 

中国・鶴崗市の警察が投稿した動画

 

今月初旬、中国・黒竜江省鶴崗市の警察が、中国版TikTokともいえる「抖音(Douyin)」の公式アカウントに、動画を投稿した。写っているのは、混み合った病院の待合スペースに立つ1組の夫婦だ。

 

妊娠中の妻はお腹が大きく、見るからに辛そうな様子。しかし、待合の椅子は満席で座る場所はない。座っている人たちも周囲の人たちも、うつむいてスマートフォンをいじり、妊婦さんには無関心。

 

すると夫が床に屈み込み、自分の背中に妻を座らせる。

 

オリジナルの動画は「抖音」にあるが、すでに拡散されてYouTubeやTwitterでも見ることができる。

 

 

壁の手すりに摑まりながら夫の背に座った妻は、夫から手渡されたペットボトルの水を飲み、疲労した太ももをマッサージしている。

 

夫に集まった称賛

 

海外メディアによれば、警察が「抖音」に投稿した動画には、数日のうちに700万を超える「いいね」が付いたそう。

 

警察は投稿の中で、スマートフォンに見入る(あるいは見入ったふりをしている)周囲の人たちを「無関心だ」と非難している。それと同時に、この「良き夫」に称賛の声を贈るべきだと、ユーザーたちに呼びかけている。

 

ユーザーたちからはこんなコメントが付いた。

 

中国の良き妻と良き夫だ。

 

この夫はいくつもの天を支えることができるだろう。彼を褒め称えたい。

 

この男性が床に座り込むのを見て、自分が恥ずかしくなった。自分は妻が妊娠したとき、ここまで優しくしてやらなかった。

 

何もここまでする必要はない、という意見を述べるユーザーもいる。例えばこんなコメントがある。

 

それほど遠くない場所に空いた椅子があるはずだから、ちょっと歩けばそこに座れるじゃないか。

 

だが、これには反論がいくつも出た。離れた席に座ると診察の呼び出しを聞き逃す恐れがある、という意見や、お腹がこれほど大きい時は数歩歩くだけでも大変なのだ、という意見だ。妊娠経験がないと、その辛さはなかなか分からないものなのだろう。(了)

 

出典元:The Western Journal:Husband Becomes ‘Human Chair’ After Strangers at Hospital Refuse To Give Up Seat for Pregnant Wife(12/25)

出典元:Daily Mail:Loving husband turns himself into a ‘human chair’ for his heavily pregnant wife after people refused to give up their seats for her at a hospital in China(12/6)

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