Switch news

スペインの北朝鮮大使館襲撃事件、容疑者の多くが朝鮮人、2人がCIAと関係か?

スペインの北朝鮮大使館襲撃事件、容疑者の多くが朝鮮人、2人がCIAと関係か?
Googlemap

先日、スペインにある北朝鮮大使館が複数の人物によって襲撃されたが、そのうちの2人の容疑者が特定されたと欧州のメディアが伝えている。

 

10人のうち2人がCIAとのつながりか?

 

この謎に満ちた事件が起きたのは2月22日、ちょうど米朝首脳会談がベトナムで行われる5日前のこととされている。

 

事件当日、マドリードにある北朝鮮大使館に10人が押し入り、大使館員らを縛り上げて拘束。その後、コンピューターや携帯電話、書類などを盗んでいったという。

 

スペインのメディア、El Paísは発表された報告書や、警察やスペイン中央情報局(CNI)からの情報筋の話として、10人の容疑者のうち2人の身元が特定されたと伝えた。

 

またその2人はアメリカの諜報機関、CIA(米中央情報局)とのつながりのある人物だと報じている。

 

CIA側は関与を否定

 

El Paisによれば、スペイン側はCIAからの説明を求めているが、米諜報機関側は一切の関与を否定しているという。

 

またレポートでは、CIAが韓国の諜報機関と共同して行動した可能性があると伝えている。

 

ただ現時点でもスペイン政府と警察は、2月22日に北朝鮮大使館で女性が軽傷を負った事実しか認めていない。(大使館側は被害届も提出していない)

 

しかし捜査当局は監視カメラの映像分析や、目撃者への聞き取り調査から、10人のうち2人がCIAとつながりのある人物であると特定したという。

 

また捜査当局は、2人を除く容疑者の多くが朝鮮人だったとも伝え、犯人らが金正恩氏の側近で、元スペイン大使の金革哲(キム・ヒョクチョル)氏の情報を探していた可能性も示唆しているそうだ。

 

ちなみに金革哲氏は、2回目の米朝首脳会談における北朝鮮側の対米特別代表で、会談の準備にも携わり、出席もしていたとか。

 

スペインの捜査当局はこの事件を政治的なスパイ活動とし、小さな犯罪などではなく、特殊部隊の軍事作戦と同じような、よく組織化された襲撃だったと考えているという。

 

ただし、これらの情報に関し、スペイン中央情報局はコメントをしていない。

 

まだまだ謎が多く残るが、米朝首脳会談が物別れになった理由が、この事件と何らかの関係があるのかどうか、興味深い。(了)

 

 

出典元:The Guardian:Spain investigates possible CIA links to embassy break-in(3/13)

出典元:The Telegraph :‘CIA link’ to brazen raid on North Korean embassy in Spain on eve of Vietnam summit(3/13)

出典元:FOX NEWS:2 suspects in North Korea embassy attack in Madrid have CIA ‘connections:’ reports(3/14)

出典元:MailOnline:CIA ‘linked’ to North Korea embassy break-in: Two members of gang that entered building in Madrid, tied up staff and stole computers, ‘are connected to US intelligence agency’(3/13)

Return Top