Switch news

知っておきたい世界のニュース

4歳のパレスチナ人の少女、イスラエルの警官に撃たれて死亡

4歳のパレスチナ人の少女、イスラエルの警官に撃たれて死亡
X_Emanuel (Mannie) Fabian

東エルサレムで、幼いパレスチナ人の少女が、イスラエルの警察官に撃たれて死亡した。

 

2台目の車が突っ込んできた

 

この事件が起きたのは1月7日、場所は東エルサレムにある検問所とされている。

 

当時、国境警備隊の警官は、少女の乗った車(バン)をチェックし、その後検問所を通したという。

 

しかし後ろから来た2台目の車が、スピードを上げて検問所に接近。やがて20代の警官に突っ込み、ケガを負わせたそうだ。

 

その後、他の警官たちは2台目の車を追いかけ、発砲。車内にいた人間を射殺したという。

 

ところがその際、銃弾が前の車に乗っていた4歳の少女にも命中。少女は重傷を負い、その後現場で死亡が確認された。(当初、報道では少女が3歳と報じられたが、その後4歳と訂正された)

 

「誤って」警察官に撃たれた

 

公開された動画にも、警察官が前の車を狙っているようには見えず、「Times of Israel」も少女が「誤って」警察官に撃たれたと報じている。

 

ケガを負った20代の警官は、その後病院へ運ばれたが、現在容体は良好だという。

 

ただこの事件については、現在も慎重に捜査が進められているそうだ。

 

またヨルダン川西岸地区では、度々イスラエル軍による襲撃が行われ、多くのパレスチナ人が拘束され、または銃撃されて死亡している。(了)

 

 

出典元:Times of Israel:Car rams checkpoint in East Jerusalem; Palestinian girl mistakenly shot dead by cops(1/7)

記事が気に入ったら
Switch Newsをフォローしよう!


Return Top